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200Hz駆動に応答速度1msというMSIの本気

5万円切りの高コスパ!29.5インチで湾曲型のWFHDゲーミングディスプレー「Optix MAG301CR2」

2021年07月15日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

29.5インチでも意外といける没入感

 実際に使ってみたが、縦横比21:9と高さが狭い分、画面サイズの割にはコンパクトに見える。高さ調整とスイーベルにも対応しているので、設置する際はベストポジションに調整しやすく、ちょい近めにすれば没入感が得られるだろう。

 湾曲ディスプレーのいいところは、没入感だけでなく画面近くで左右に視線を向けても目のピント調整が少なくてすむところ。それだけでも目の疲れを軽減してくれるし、ゲーム画面も見やすくなる。

 200Hz駆動の画面は非常に滑らか。ただ、フルに200fpsでプレイするとなると、ゲームにもよるがグラボの性能が要求されるため、そのあたりはゲーミングPCの環境で左右する。

 OSD操作は「ナビキー」なので設定しやすいし、入力方向によって各種モードを割り当てられるので、非常に使い勝手はいいが、やはりWindowsアプリの「Gaming OSD 2.0」に対応しているのが嬉しい。アプリによってディスプレー設定を自動的に切り替えてくれるので、複数のゲームに最適な設定を割り当てておけば、都度ナビキーで変更する必要はない。

「ナビキー」を使ってOSDメニューからゲームに合わせた設定が行なえる

「ナイトビジョン」機能も用意され、AIで自動的に暗い画面を見やすい輝度に上げてくれるため、敵を認識しやすくなる

「Gaming OSD 2.0」にはウィンドウ分割機能も備えている。縦横比21:9のワイドな画面をうまく利用し、アプリのウィンドウを分割することによって作業効率を上げることも可能だ。ゲーム実況の場合は、ゲーム画面と配信用画面を分割して使うこともできるだろう。コロナ禍でテレワークの人にも、サブディスプレーとして活用できるはずだ。

ケームやアプリごとにディスプレーの設定を割り当てておけば、ゲームを起動すると自動的に設定が切り替わってくれる超便利な機能

画面左下にある「マクロキー」に、よく使う機能を割り当てておくと便利

画面左下にある「マクロキー」。画面アシストのオンオフといった設定を随時に切り替えたいときに便利

これだけの装備で5万円切りは“買い”

 ゲーミングディスプレーとして必要な機能や要素をほぼ備えていて、湾曲29.5インチの大画面サイズながら、実売価格4万9800円前後の価格で手に入るのだから、かなりの高コスパと言えるだろう。

 200Hz駆動と高リフレッシュレートはもちろんのこと、特に価格を抑えるために削られがちな高さ調整やスイーベル、ピボットにも対応しておりゲーミングポジションにピッタリフィットさせやすい。

 ゲーミング環境はもちろんだが、広い作業領域を活用すればテレワーク時にもWeb会議をしながら資料のプレビューや編集もできるといった作業の効率化も期待でき、多くのPCユーザーにオススメしたい製品である。

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