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モニターは色味と応答速度のどちらを取る? という選択肢はもう過去の話

RAPID IPS+量子ドット技術で応答速度1msと広色域を両立したゲーミングディスプレー、MSI「Optix MAG274QRF-QD」レビュー

2021年05月21日 11時00分更新

 これまで、ゲーミングディスプレーで採用されてきたパネルは、人気のIPS方式ではなくTN方式やVA方式が主流だった。その理由の1つとして、パネルの応答速度が遅いと、動きの速いゲーム画面では残像が気になりプレイしづらくなるためだ。

 ただ、色味や視野角といった点ではIPS方式のほうが優位なため、ゲーミング以外では幅広く使われている。こうした状況の中、エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)では、IPS方式でも高応答速度タイプのディスプレーを発売している。eSports世界大会仕様の「Optix MAG251RX」がそれだ。

 そして今回紹介する「Optix MAG274QRF-QD」は、IPS方式ながら応答速度1ms(GTG)であり、かつ広色域を実現したゲーミングディスプレーだ。

Optix MAG274QRF-QD主要スペック
画面サイズ 27インチ
解像度 WQHD(2,560×1,440)
リフレッシュレート 165Hz
応答速度 1ms(GTG)
パネル駆動方式 RAPID IPS
表面 ノングレア
色域 sRGBカバー率:100%
AdobeRGBカバー率:99%
DCI-P3カバー率:97%
視野角 178°(H)/178°(V)
輝度 300cd/m2
コントラスト比 1000:1
上下角度調節(チルト) -5°~20°
左右首振り機能(スイーベル) -75°~75°
画面回転機能(ピボット) -90°~90°
高さ調整 0~130mm
インターフェース HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.2a ×1
USB Type-C(DP Alt mode)×1
ヘッドホン出力 ×1
サイズ 614.9(W)× 206.7(D)×532.7(H)mm
重さ 6.05kg
実売価格 6万9000円前後

RAPID IPSと量子ドット技術により新たなゲーミング環境を

MSI「Optix MAG274QRF-QD」の外観。27インチでRAPID IPSパネルを採用したモデル

 「Optix MAG274QRF-QD」は、27インチで解像度はWQHD(2,560×1,440ドット)の「MSI RAPID IPS」パネルを採用したモデルだ。本パネルは高画質・広視野角でかつ、リフレッシュレートが165Hz(DisplayPortの場合)、応答速度1ms(GTG)の性能を備えており、動きの激しいゲーム画面でも残像感を低減して快適にプレイできるのが特徴である。

 それに加えて、量子ドット技術(Quantum Dots)により、バックライトが発する光の成分を効率よくフィルタリングして色の純度を高めることで、最大表示色は約10億7300万色、色域はsRGBで100%、AdobeRGBで99% 、DCI-P3で97%の高カバー率を実現している。また、コントラスト比は1000:1でHDRにも対応するなど、速い応答速度と広色域・画質を両立した製品といえる。

 G-SYNC COMPATIBLEにも対応しており、対応グラフィックスボードと組み合わせることで、カクつきやティアリング現象を抑えてプレイ可能。アンチフリッカー機能やブルーライト軽減機能も用意されていて、長時間画面を見続けることでの疲労を軽減してくれる。

 本体のサイズは614.9(W)×206.7(D)×532.7(H)mmで、重量は6.05kg。上部と左右はベゼルが薄く、高さ調整の幅は130mmで、チルト角は-5度~20度。スイーベル角は左右75度と振り幅が広いのが特徴。また、左右90度の回転にも対応するため、縦画面2枚を薄いベゼルどうしで並べることが可能だ。

写真左が一番高い位置、右が一番低い位置。その差は130mmある

チルト角は-5度~20度で、一般的なディスプレーと同等

スイーベルは左右75度と振り幅が大きいので、他の人へ画面をちょっと見せるなんてときにも楽だ

時計回り、反時計回りに90度の回転が可能なため、ベゼルが薄い向きを選べる

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