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「要塞少女X」記念すべき初イベントをプレイ! イベントキャラの寝室エピソードも必見……!

2020年05月02日 20時00分更新

イベント開催時はゲームのトップ画像も変わる。これは第2回目のイベント開催時のトップ画像だ

 正式サービス開始から約1か月が経ち、順調な滑り出しを見せる「要塞少女X」。すでに2つのイベントが行なわれ、開始時には2章までしかなかったメインストーリーも3章が実装された。ゲーム内容は以前にレビューした先行プレビュー版から大きく変わった点はなさそうだが、リリース開始直後から安定してサービスが運営されており、細かいバグフィクスも順調に進んでいるようだ。

 本作の戦闘システムは「進軍バトルRPG」となっているが、これだけだとなかなか想像しづらいだろう。基本的にはリアルタイムストラテジーゲームで、自動的にスクロールされていくステージ上に、自軍ユニットを配置して進軍していき、ステージ最後のボスを倒すのが目的になっている。

 それぞれのユニットにはコストが設定されていて、画面左下にあるコストカウンターの数値以下のコストのユニットでないと配置はできない。ステージを進んでボスを倒すと勝利、一定数の敵に自軍(画面左下)へ突破されると負けになる。敵には地上タイプと飛行タイプ、道中には投石器や障害物、毒沼等もあって、素直に直進できるとも限らない。また自軍ユニットもそれぞれ特徴が異なり、攻撃目標が地上のみ/飛行のみ、あるいは両方の場合があったり、建物しか叩かないユニットもあったりと、かなり凝った戦略が必要なゲームになっている。

 また本作ではバトルの形式が2種類あり、上記のルールは「進軍バトル」と呼ばれほとんどのクエストがこっちだが、それとは別に「ボスバトル」というルールのクエストもある。こちらは一定時間内で敵軍と自軍で砦を破壊しあい、相手の砦をすべて破壊するか、時間内で相手よりも多くの砦を破壊すれば勝利となる。

自軍ユニットは左上に向かって進軍していき、ステージは進軍に合わせてスクロールされる。途中戦闘に手こずったり移動の遅いユニットがいると、スクロールも止まる。左下には自動的に回復していくコストカウンターがあり、溜まったコストの範囲内でユニットを配置する

ユニットを配置できるのはほぼステージの手前半分で、赤くなっている場所には配置できない。進軍状況によって配置できる場所も進んでいく

敵側の進軍を許して自軍に攻め込まれると、シールドガード(左上のゲージ)が減っていく。これが0になると負けだ。なお、多少削られてもクリア時の評価などには影響しない

 それぞれのステージには「勝利」、「完全勝利」、「敵ユニット撃破数」の3つのステージミッションが用意されていて、全てクリアすると“委任”が可能になる。委任すると戦闘をスキップして報酬を獲得可能だ。敵ユニットの撃破数はステージごとの累計数で計算されるので、1回でクリアできなくても2度3度と回数をこなせば大丈夫。ただ、戦闘力が高いと全ての敵がポップする前にボスを倒してしまい、撃破数を稼げないこともある。

 もちろん戦闘だけを楽しむのではなく、ルームと呼ばれる施設に6人のユニットを配置して、それぞれとのショートイベントも楽しめる。各ユニットとのR18イベントも用意されている。1日に3度回せるルーレットでボーナスBuffが貰えたり、一定時間で溜まるスタミナを受け取ったりも可能だ。

リリース後初のイベントも開催

 基本システムを紹介したところで、今回の記事では先日行なわれた2つのイベントを紹介しよう。ちなみに、イベントストーリーはイベント期間終了後も執務室のアルバムから閲覧できるようになっているので、イベント攻略に夢中になって見逃した人は読んでみるのもいいだろう。

●第1回イベント「メイド傭兵と報恩の剣」

 記念すべき第1回のイベントは、「メイド傭兵と報恩の剣」。巷で噂になっているメイド服を着た剣士を仲間に加えるため、街に行く主人公たちだったが、そこで大事件に巻き込まれる。このイベントでは、通常のメインクエストなどと同じように進軍バトルで展開される内容になっていて、進行具合によってもらえる報酬で☆4キャラの「ベアトリス」が入手でき、そのままイベントを進めるとレベルアップや限界突破が3回行なえた。

噂のメイド剣士「ローゼ」は☆5キャラとして新実装された。ガチャに期待したが出なかった、くやしい

同じくイベントに合わせて実装された☆5「オーレリア」。見た目が幼いのにはわけがある。こちらはガチャでゲットできたので後ほど詳しく紹介しよう

イベント報酬で貰えるベアトリスも、イベントに合わせて実装された新キャラだ。☆4だがイベントを完走すればマックスである3回の限界突破ができるので、当面はかなりの戦力になる

●第2回イベント「幻想の狭間」

 2回目に行われたイベントはちょっと風変わりで、訓練のために異次元で双六をすることになる。前回のイベント同様にこのイベントでもキャラ入手が可能で、☆4の「ガーベラ」が入手できた。今後もイベントで新キャラが入手できそうな雰囲気だ。こちらも完走すれば限界突破用のアイテムがもらえたのだが、僕は時間が取れずキャラ入手までしかできなかったのが残念だ。双六はオート機能が備わっていて、戦闘マスをオートでこなせる戦力があれば、スタミナが続く限り放置できたのはありがたかった。

イベントでは専用アイテム「幻想の欠片」を集めた総計に応じて報酬が貰えた。双六のマスによってたくさん貰えることもあるので、周回数も重要だが運要素も大きい。ゴールにたどり着いてもオートにしておけば自動的に次の双六が始まる

戦闘マスでは普通に進軍バトルが行なわれる。ここで負けてしまうと双六は失敗になる

 2回のイベントとも通常のメインクエストと違い委任ができず、かなりの周回数を要求された。報酬は周回すればするほど貰えるので、時間のある限り進めたいところだった。初回のイベント「メイド傭兵と報恩の剣」は、まだゲーム配信から間もないこともあり、難易度はそれほど高いものではなかったが、2回目の双六イベント「幻想の狭間」の合間に挟まれる進軍バトルは、3つの難易度が選べるものの、最高難易度を難なくクリアするのは相当難しかった。

 バトルそのものはオートも選べるので、しっかり育成できて戦力が揃っていれば問題はなさそうだったが、僕はイージー、ノーマル、ハードの3つのうちノーマルでしかオート戦闘は安定しなかった。

 ユニットの編成は8体までで、オート時に配置される順番も配置順で調整できるのだが、配置される場所がランダムなこともあり、オートで進めるにはかなりの戦術が必要な感じだった。各ユニットの特性をもっとチェックすることがかなり重要だろう。

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