ビアガーデンはこれからが快適!!
みなさん、こんにちは。アスキーの酒好き、肉好き女子ナベコです。
夏は終わりですが、屋外で飲み食いするビアガーデンはこれからの季節が快適です。ビアガーデンはBBQとかジンギスカンとか熱気あふれる料理が定番ですし、暑過ぎるより少し涼しいくらいのほうが丁度いい。
そんなこんなで、まだまだ楽しめるビアガーデンに行って来ました!
ジビエを扱うビアガーデン
訪れたのは学生の街、高田馬場にある『獣肉酒家 米とサーカス』。こちらは本格ジビエも扱う居酒屋で、牛や豚といった定番からワニやダチョウ、熊など珍しいものまでバラエティ豊かに肉を用意しています。肉の種類の豊富さでいったら日本一ではないかというくらい。
ビアガーデンはお店の入り口にあるこちらのテラス席で。
「あれ、ビアガーデンといっても見晴しいいところじゃないんだ」と思うかもしれません。ですがこのエキゾチックな雰囲気、見てください。
『獣肉酒家 米とサーカス』はアジアの路地の小さいお店をイメージしていて、あちこちに提灯や不思議な飾りなどエキゾチックな演出が施されています。おもしろいような、ある意味不気味なような(笑)。
見晴らしこそ良いわけではないですが、異国にトリップしたような感覚を味わえるビアガーデンです。
店員さんを呼ぶチャイムとして、パフパフラップやタンバリンが置かれていたりと、ユニークな仕掛けがあちこちにあって楽しいです。
飲み放題付き3000円とお手頃なジンギスカンコース
ここで頼むべきは『サーカス団のジンギスカン×120分飲み放題』!
ラム肉と鹿児島産の霧島豚肉、野菜、そして飲み放題が付いて、価格はなんと3000円。飲み放題付きで3000円はまずまずお手頃です。財布が厳しいときでも行けちゃいそう。
ジンギスカンはテラス席限定のコースで、注文は前日までの予約が必要です。
『サーカス団のジンギスカン×120分飲み放題』
・価格:3000円
・内容:ラム肉、鹿児島産霧島豚肉、野菜+飲み放題(2H)
※前日までに予約が必要
さっそくやってきたラム肉と豚肉の盛り合わせ。こちらで2人前です。
食べ放題ではないですが、ボリュームはそれなりにあります。そんなにがっつり食べるのでなかったら満足行く量かと。(後述しますが、トッピングがあるので肉好きナベコはさらにお肉足しましたよ!)
野菜もたっぷり。
前にきいた話ですが、肉は野菜と一緒に食べればいくら食べても太らないとか! ほんとかな? わからないですが、やはり肉のお供は野菜ですよね。
ラム、豚も良いけどジビエも食べたい!
ラム肉や豚肉も良いけど、せっかくジビエを扱う店に来たから珍しい肉も食べたい!
はい、そうですよね。ご安心ください。
『獣肉酒家 米とサーカス』のジンギスカンは、鹿肉、馬肉、猪肉などのトッピングも用意しています。もちろん野菜やシメ、デザートなども。コースの3000円とは別料金になりますが、気になるものはひとつずつチョイスして追加すると良いでしょう。
『東京ウォーカー』の付録冊子“肉BOOK”。都内の肉の名店55軒のクーポンが付いています。 |
とはいえ、できるだけ安く済ませたい、追加料金なしに珍しい肉も食べたい、という人に朗報です。
8月20日発売の『東京ウォーカー』の付録冊子“肉BOOK”のクーポンを使えば、『サーカス団のジンギスカン×120分飲み放題』のコースの人数ぶん、蝦夷鹿肉のももが無料でもらえます。
蝦夷鹿肉のももは通常1人前810円ですが、それがタダに! 複数人でも人数ぶんもらえるので、人数が多いほどクーポンの恩恵は多いです。
なるべく安くたくさん肉を食べたいという人にとって(もちろん私にとって)、これはうれしい!
珍しい蝦夷鹿肉に挑戦!
ではでは、東京ウォーカーの肉BOOKのクーポンをここぞとばかりに使用し、蝦夷鹿肉をプレゼントしてもらいました。
これが蝦夷鹿肉です!
私、鹿肉って初めてなのですが、見た目の印象は「黒っ!」のひとこと。レバーのようなどっしりした色合。これはもしかしてずいぶんクセが強いのではないでしょうか?
鉄板の上に黒い鹿肉をジュッジュー。写真を撮影するとき店員さんが「鉄板と肉が両方黒くて、真っ黒だけど大丈夫ですか」と気を遣ってくれたほど、肉が黒いです(笑)。
ひっくり返すと焼き目がついておいしそうな肉の色が!
「香りは強いのかな?」と思ったら、全然そうでもなく気にならないほどです。
キレイに焼けた鹿肉。お味はどうでしょうか!?
う、
うまい。
「クセが強いのかな?」という最初の先入観とは全然違って、牛の淡白な部位のような感じでさっぱり。馬にも近いかな? 淡白の味の中にもミルクのようなコク、まろやかさがありおいしいです。
肉質が柔らかいので厚みがあっても食べやすいです。ガッツリ「お肉」なのですが、脂が少ないのでもたれる感じがなく、たくさん食べられる味でした。あっさり目の肉が好きな人には間違いないかと!
なお、鹿肉ってとてもヘルシーなんですよね。
鹿は、豚や牛に比べカロリーが約3分の1、脂肪分だとたったの15分の1程度とか。さらに鉄分も多く含まれているので、貧血がちな女性にもぴったり。
こ、これは鹿肉ダイエットもありではないでしょうか!?
猪肉も初めて食べてみました
「もっと獣が食べたい!」とさらに猪肉も追加トッピングでお願いしました。
鳥取産の猪肉は1250円。クーポンの対象というわけではなくそれなりに値段はしますが、なかなか食べられないのでこの機会に♪
赤と白のコントラストがキレイな猪肉が分厚くカットされています。焼いていくと、真っ赤な肉からポツポツと肉汁がにじみ出てくるのがたまらない!
肉が分厚いからか焼いている途中、このように豪快に肉が反りました! これはたぎる~。
猪肉とったど~!!
では実食。
猪肉、クセが強そうだと思っていたのですが食べてみると、思ったより全然クセがなかったです! 豚肉の感覚にとても近い。
トントロのように脂が乗った部分に似ていて、とてもジューシーです。分厚いので豚のようなシャッキリした歯ごたえも楽しく食べ応えがあり、ビールが進む味です。
初めてでしたが猪肉を食べられてよかった!
ラム肉は厚くて柔らかい
先に珍しいジビエからスタートしましたが、ジンギスカンのスタンダードセットであるラム肉も本当においしい!
ラム肉はとても柔らかく、タレに漬け込まれていないのでジンギスカンにありがちなクセの強いにおいがありません。「ジンギスカンはにおいが好きじゃない」と抵抗ある人も食べやすいでしょう。
野菜と一緒に食べるとヘルシーかつジューシーで! タレの味が甘しょっぱく濃いめで、肉や野菜によく絡むのもうれしい。豚肉も厚切りで食べ応えがありおいしかったです。
鹿、猪、羊、豚と、複数種類の獣の肉を食べてきたので、徐々に恍惚状態に陥ってきましたよ。
ドリンクも「米とサーカス」ならでは
肉を飲んでいると酒もどんどん進みます。『米とサーカス』広報担当である宮下さんとカンパイさせてもらいました!
飲み放題の酒は、特別提供の氷点下のエクストラコールドから、ハイボール、サワー、カクテルなどバラエティ豊富に揃っています。
特に注目は自家製でもつくっている薬膳酒。飲み放題メニューにはクコ酒やにんにく酒、ハトムギ酒など、いかにも効きそうな名前がズラリと並んでいました。
薬膳酒、身体には良さそうですが、味はおいしいのでしょうか?
薬膳酒の中でも特に効きそうな“なつめ人参酒”。飲み方のオススメを店員さんにきいたところ「ストレート」ではそれで!
店員さんが笑顔でなつめ人参酒のストレートを出してくれました。笑顔はさわやかですが、お酒の味ははたして……? ドキドキ。
……あのですね、なつめ人参酒、まずくないです。甘くて自然由来のいろんなものが交ざっているようで、養命酒の味わいに似ています。なので、お酒というよりかは薬という感覚が近く、いっきにガブガブ飲む感じではないですね。
身体が熱くなってきたと思ったら、なつめ人参酒は精力増強にも効果があるとか。おっと。
ジビエ×テラスは印象的な思い出に
珍しい肉と大好きな酒をたくさん飲めて、幸せなナベコでした。
『米とサーカス』のビアガーデンは9月いっぱいまで開催中。ほかにはない珍しい肉と店のエキゾチックな雰囲気で特別な思い出になりますよ。「鹿食べたい」、「猪食べたい」といった猛者たちで集って行ってみてはどうでしょう。繰り返しになりますが、東京ウォーカーの肉BOOKがあれば鹿肉は無料プレゼントとなります♪
9月の涼しい夕方、屋外でのジンギスカンは気候的にもぴったりです。 |
店内にも面白いポイントがたくさん
なお、今回はテラス席のビアガーデンプランを楽しみましたが、『米とサーカス』の店内内装もユニークでおもしろいです。
席にはそれぞれ料理のメニューと獣にちなんだ絵本が! 昔読んだという懐かしい絵本があちこちにあり、郷愁を感じながら獣肉の恩恵を授かる、そんな体験ができそうです(笑)。
『獣肉酒家 米とサーカス』
住所:新宿区高田馬場2-19-8
営業時間:17時~翌5時(LO4:30)
定休日:なし
関連サイト
・獣肉酒家 米とサーカス | 宮下企画
・東京ウォーカー | 角川書店 | KADOKAWA
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