今週はなんといっても“カドカワンゴ”にすべてをもっていかれた印象。なんだかんだ今いちばん勢いのあるコンテンツホルダーとインフラの統合で、これからなにが変わりどんなものが生まれてくるのか、かなりマジで期待しています。
【5/6】
■Google Mapsアプリアップデート。ナビが使いやすくなった
GoogleはiOS、Android版のGoogle Mapsアプリをアップデート。複数の車線がある交差点で最適なレーンを案内してくれるターンバイターン方式のナビ機能が大幅に改善されたほか、黒塗りハイヤーを呼べるサービスUberとも連携した。また、あらかじめダウンロードしておくことによってオフラインでも地図を参照できる機能も追加された。(関連サイト)
【5/8】
■Bitly、不正アクセスの疑いでパスワード変更の呼びかけ
短縮URLサービスのBitlyは、同社のサーバに不正アクセスが試みられた疑いがあるとして、ユーザーに対しパスワードの変更及びAPIキー、OAuthトークンの変更、Facebook、Twitterアカウントとの再接続などを呼びかけた。現在のところ不正アクセスによる被害は報告されていない。(関連サイト)
■Facebook、Googleら、悪徳オンライン広告に対抗する団体を設立
Facebook、AOL、Google、Twitterの4社はインターネット上の危険な広告からユーザーを守るための団体『TrustInAds.org』の設立を発表した。同団体は定期的に最新動向をまとめたレポート『Bad Ads Trends Alert』を発表していくという。(関連サイト)
【5/9】
■全国142都市の天気予報をつぶやくアカウントが出現
日本気象協会が運営する天気ポータル『tenki.jp』は、1日4回の天気予報と日中の熱中症情報をツイートする全国主要142都市のアカウントを開設・運用開始した。アカウント名は“@tenkijp_<都市名>”。例えば東京は“@tenkijp_tokyo”となる。(関連サイト)
■Firefox、新規タブに広告表示する計画を中止
Mozillaは、今年2月に発表されていたFirefoxのタブにスポンサーコンテンツを表示する計画を中止したことを発表した。MozillaにとってGoogleからの広告収入に代わる新たな収入源となる見込みだったが、ユーザーからの反対のフィードバックを反映することとなった。(関連サイト)
【5/11】
■『マンガボックス』、が400万ダウンロード突破
ディー・エヌ・エーは、スマホ用週刊マンガ雑誌アプリ『マンガボックス』のダウンロード数が400万を突破したことを発表。2013年12月の配信開始から約5ヵ月での達成となる。また、5月9日には『金田一少年の事件簿』のスピンオフ『高遠少年の事件簿』など連載作品11作の単行本と電子書籍化も発表された。(関連サイト)
【5/12】
■海外ラブライバーに朗報! 『スクフェス』英語版が配信開始
ブシロードとKLabは人気リズムアクション&アドベンチャーゲームアプリ『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』の英語版となる『School Idol Festival』を日本、中国、香港、マカオ、台湾、韓国を除く全世界のApp StoreとGoogle Playにて配信開始した。(関連サイト)
■2014年第1四半期に漏洩したデータは2億件以上
米SafeNetによる2014年第1四半期(1~3月)に発生したデータ漏洩についてのレポートによると、期間内に起こった254件以上の漏洩事件によって紛失または盗難にあったデータは公表されたものだけで2億件にのぼることがわかった。また中でも最悪とされる5件のうち4件は韓国で発生し、全世界で漏洩したデータの79%を占める1億5800万件のデータが紛失したという。(関連サイト)
■Twitter、ミュート機能を公式提供
Twitterは、特定のアカウントを非表示にできるミュート機能をアプリ版、ウェブ版ともに追加した。フォロー解除と異なりミュートされたことを相手に気づかれることはない。以前からサードパーティー製クライアントアプリには実装されていた機能だが、公式では初の対応となる。なお、ミュートした後もDMのやりとりは引き続き行なえる。(関連サイト)
【5/13】
■家族や恋人の居場所を常時チェックできるアプリ
エレコムは、グループ登録した家族や恋人の居場所をリアルタイムで地図上で確認できる“家族見守り”アプリ『ELECOM Family navi』の提供を開始した。登録メンバーとはチャットも可能。全機能が利用できる“Full版”、チャット、アラート機能が利用できない“Lite版”、30日間全機能が利用できる“体験版”の3種類が用意されている。(関連サイト)
■ファイル共有ソフトのユーザーは減少傾向
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)と不正商品対策協議会(ACA)が2014年1月に実施したファイル共有ソフトに関するクローリング調査の結果によると、Winnyの推定ノード数は1日あたり約1万2000台、Shareが約4万4000台、PerfectDarkが約2万4000台と、いずれも大幅な減少傾向が進んでいることがわかった。また、その内容は9割以上が著作物(音楽、映像、ソフト、アダルト、同人)だった。(関連サイト)
【5/14】
■KADOKAWAとドワンゴが経営統合へ
ドワンゴとKADOKAWAは、両社の取締役会議において対等の条件で経営統合することに合意。両社の共同親会社となる『株式会社KADOKAWA・DWANGO』を設立することなどを決議したことを発表した。代表取締役会長にドワンゴの川上量生氏、代表取締役社長にKADOKAWAの佐藤辰男氏が就任する予定。記者会見はドワンゴの『ニコニコ生放送』で生中継された。(関連サイト、PDF)
■WebMoney、ポイントの貯まる公式アプリを提供
ウェブマネーは、電子マネー『WebMoney』での支払いや残高の管理をスマホで行なえるようになる公式アプリ『WebMoneyカードケース』の提供を開始。コンビニなどで購入したカードからのチャージも、バーコードをカメラで撮影するだけで行なえる。また、アプリ利用者限定のポイントプログラムも実施。溜まったポイントをMasterCardプリペイド付きWebMoney Cardにチャージすることも可能だ。(関連サイト)
■高校生の4.6%がネット依存傾向“高”
総務省情報通信政策研究所が東京の高校生約15000人を対象に行なった『高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査』によると、ネット依存傾向が“高”の生徒が全体の4.6%を占めることがわかった。“高”の生徒は男子(3.9%)よりも女子が多く(5.2%)、高学年(3年生3.7%)よりも低学年(1年生5.2%)の方が多かった。また、スマホを利用している依存傾向“高”の生徒のネット利用時間は1日262.8分(4時間22分)となっていた。(関連サイト)
■メジャーレコード会社が検索アプリのShazamに投資
ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、レコード会社大手のワーナー、ソニー、ユニバーサルは、今かかっている曲をスマホで録音して曲名、アーティスト名が検索できるアプリ『Shazam』を提供する英シャザム・エンターテインメントにそれぞれ300万ドル相当の投資を行なったと関係者筋が明かしたようだ。(関連サイト)
■App Storeランキングで『モンスト』が『パズドラ』を抜く
ミクシィが提供するスマホゲームアプリ『モンスターストライク』が、App Storeの売り上げランキングで1年半もの期間王者を独占していたガンホー・オンライン・エンターテイメントの『パズル&ドラゴンズ』を抜いて1位になった。なお、5月17日現在、再び『パズドラ』が1位に返り咲いている。しばらくはこの2強が激しく王者を争う展開になりそうだ。
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