意味も知らずに口ずさんでいた有名な洋楽の本当の意味を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。34曲目はエアロスミス(Aerosmith)の『ウォーク・ディス・ウェイ』(Walk This Way)を取り上げます。
ウォーク・ディス・ウェイは童貞喪失の歌?
誰もがアディダス・スパースター(仏製)の靴紐を外し、サビをシャウトした経験があると思いますが、今回はエアロスミス版にフォーカス。そもそも“ウォーク・ディス・ウェイ”という曲名は、スティーヴン・タイラーがとある映画を見て気に入って付けたもの。さて、その映画とはなんでしょうか?
34曲目は『ウォーク・ディス・ウェイ』 |
『Walk This Way』
(アルバム『Toys In the Attic』の4曲目に収録)
iTunes Store価格:200円
(p) 1975 SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENT
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エアロスミスの原曲が1975年。それをカバーしたのが1985年のRUN D.M.C.というわけで、今回は聴き比べてみるのもおもしろいかもしれません。なお、サンプリングではなく、レコーディングにはスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーが参加、PVでは双方の掛け合いが楽しめます。
こちらが大ヒットしたRUN D.M.C.版 |
『Walk This Way』
(アルバム『Raising Hell』の4曲目に収録)
iTunes Store価格:200円
(p) 1986, 1999 Arista Records, Inc.
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この曲、RUN D.M.C.版のヒットによって、大音量でラジカセ鳴らした人も多いでしょうが、歌詞の内容は若者のエッチな体験シチュエーションが満載なんです。町山さんのわかりやすい解説とともに、映画『ポーキーズ』みたいな光景という歌詞内容は、週刊アスキー7月31日号(7月17日発売)に掲載!
次回はパティ・スミスの『グロリア』。神を称える曲は、神との決別の歌だった!?
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1,050円
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