サムスンブースは右も左もGALAXY Note、という展示内容で、スタイラスペン操作の利便性を大きくアピールしていた。
GALAXY Noteがメインのサムスンブース |
これがGALAXY Note 10.1 |
MWC2012に合わせて発表された新製品が『GALAXY Note 10.1』。5.3インチモデルのGALAXY Note同様、専用スタイラスペン“S Pen”を利用して専用アプリケーションに書き込みができるほか、ディスプレーをペンでクリックしてスクリーンキャプチャを撮り、ペンで書き込むことも可能だ。
S Penで書き込みが自由にできる |
このS Penは開発ツールも提供されているので、サードパーティーの企業が対応するアプリケーションを開発することができる。ブース内にはS Penに対応したドローアプリや写真加工アプリなども展示されていた。
厚みは8.9ミリと薄さをキープしている |
GALAXY Note 10.1の本体サイズは256.7×175.3×8.9ミリ。同じディスプレーサイズで日本でも発売されているタブレットモデル、GALAXY Tab 10.1よりわずかに厚いだけでフットプリントはほぼ同等。
OSはAndroid 4.0 |
日本語ロケールも標準だが日本での販売は未定 |
搭載するOSはもちろん最新のAndroid 4.0。同OS上でもS Penの操作が可能である。また日本語ロケールも標準対応しているものの、ブース担当者によると日本市場での発売は未定とのこと。
現行のGALAXY Noteも展示 |
両モデルのサイズを比較(※手前が10.1モデルのS Pen) |
またブース内にはすでに発売中のGALAXY Noteも多数展示されていた。両者はディスプレーサイズは倍程度の違いだが、本体の大きさはそれ以上に差がある。
また付属のS PenもGALAXY Noteが本体収納式の細いものなのに対し、GALAXY Note 10.1はより太く、実際のボールペン程度の使いやすいサイズになっている。
S Penやキーボードなどのアクセサリーも展示 |
GALAXY Noteはカラフルなカバーも |
ほかにはGALAXY Noteを活用するためのアクセサリー類もたくさんの種類が展示されていた。特にGALAXY Noteのカバーはカラフルなものやデザインバリエーションなど種類が豊富。
製品ターゲットはビジネス層だけではなく、一般ユーザーも視野に入れているということなのだろう。
プロジェクター内蔵のGALAXY Beam |
本体の厚みは12.5ミリに抑えてある |
またもうひとつの新製品は、プロジェクター機能を搭載したGALAXY Beam。プロジェクター内蔵を思わせないフラットな本体デザインとなっている。
本体サイズは124×64.2×12.5ミリ。重量は145グラムと若干重いものの、2000mAhの大容量バッテリーを搭載している。
1GHzのデュアルコアCPUを搭載し、ディスプレー解像度は800×480ピクセル。OSはAndroid 2.3。
本体上部にプロジェクターを内蔵 |
プロジェクターは15ルーメンの明るさ |
本体上部に内蔵されているプロジェクターは、明るさ15ルーメン、解像度640×360ピクセル。プロジェクターからはGALAXY Beamのあらゆるディスプレー表示をそのまま照射できる。
たとえば映画や写真だけではなく、プレゼンテーションの投影も可能とのこと。
専用アプリでコントロール |
連続で最大3時間の投影が可能 |
プロジェクターのコントロール用には専用アプリがプリインストールされており、プロジェクターのオンオフ操作などを一括コントロールできる。またプロジェクターの投影時間は連続で3時間とのことだ。
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