ROG 20周年パーツで組んだ究極のPCをテスト。触れば納得の完成度と所有欲をくすぐるデザインに心服!
2026年10月02日 18時00分更新
高いだけのことはある。驚きの冷却性能
ではこの組み上がったROG 20周年記念PCの動作を検証してみよう。CPUは「Ryzen 7 9800X3D」、メモリーはDDR5-6000 16GB x2、SSDは1TBのものを組み込み、Windows 11 Pro (25H2)環境を構築した。
Ryzen 7 9800X3DやRTX 5090の性能は判明しているし、オーバークロックもしていない設定である。簡単に「CINEBENCH 2026」と「3DMark」のスコアーだけチェックしておこう。
AIO水冷のフィッティング修正に手間どったものの、無事完成。ROG 20周年記念パーツだけで210万円弱。無論CPUやメモリー、SSDといったパーツは除いて、である。黒+金+赤という彩りが実にゴージャスである
CPUやGPUのスペックを考えれば、高スコアーが出るのも当たり前だ。だが今回チェックしたいのはROG RYUJIN 360 EDITION 20とROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20の冷却性能。特に後者は4.6スロット厚の巨大なクーラー+液体金属の組み合わせで、どの程度冷えるのか興味がつきない。
今回のテストはCPUとGPUを全力で回すというものだ。CPUはCINEBENCH 2026のnTテストを実行し、GPUは「FurMark 2」をフルHD(=高フレームレート)で動かし、その際のCPUやGPUの温度や消費電力を「HWiNFO Pro」で追跡した。室温は24度前後に設定している。
まず温度推移に関してはGPU温度がFurMark 2で71度、VRAM(GDDR7チップの平均値)も70度前後と、GPUを全力で回しているにもかかわらず非常に低いという点に驚く。ROG GR20 Edition 20はオープンフレームだから冷えやすいとか、クーラーの効いたオフィスでの計測なので有利という点を考慮しても、GPU温度がここまで低いのはさすが。GPU Hotspot温度はGPU温度よりずっと高いが、それでも78〜79度で安定しており、ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20のすごさが感じられる。
CPUに関してもおおむね75〜78度といったところ。物理8コアCPUなので発熱量の上限はそれほど高くないが、ROG RYUJIN 360 EDITION 20の冷却性能も確かなものといえる。
続いて消費電力はHWiNFOのセンサー経由で取得している。CPU Package Powerは約144Wあたりで安定、そしてGPU Powerは600Wで安定。前述の通りROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20をROG Crosshair X870E EDITION 20で運用する場合は12V-2x6経由での電力供給となり、600Wが上限となる。そして今回の検証でも600Wキッチリ使い切っている。チャンスがあればBTF GC-HPWRと12V-2x6を併用した究極の状況でテストしたいものだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります






