ROG 20周年パーツで組んだ究極のPCをテスト。触れば納得の完成度と所有欲をくすぐるデザインに心服!
2026年10月02日 18時00分更新
3形態にトランスフォーム可能な「ROG GR20 Edition 20」
ここまで紹介したROG 20周年記念マザー/ AIO水冷/ ビデオカードはどれも大型、デザインも研ぎ澄まされた至高のパーツである。ならばこれを収めるPCケースもそれに見合った「濃い」ものが求められる。そこでASUSが投入したのがオープンフレーム型ケース「ROG GR20 Edition 20」だ。
一般的なオープンフレーム型ケースというとスチール板で構成された「まな板」的なものが多いが、このROG GR20 Edition 20は重量9.3kg(公称値)、幅470mm×高さ513mm、奥行き285mmの巨漢。少々小突いた程度では微動だにしない「石碑」のようなケースなのだ。
ROG GR20 Edition 20では、マザーを垂直に設置するスタイルのほか、2基の脚パーツを付け替えることでマザーを水平設置、マザーを斜めに傾けて設置する3通りのスタイルが選択できる。ただ重量が9.3kgと重く、脚の付け替えにはフレームの上下からボルトを付け外しする必要があるため、組み上がった状態での変形は難しい。
ROG GR20 Edition 20のベース部分。ほぼ組み上がっているため箱から出すことさえできればあとは楽勝だ。E-ATXマザーを装着してもフロントUSB的なポート類が隠れないよう、幅は470mmとかなり広め
水平設置スタイルにした場合は、そのまま起こすことで斜め設置スタイルに移行できる。図はフレーム下部にビデオカードを垂直配置するためのアタッチメントを取り付けた状態。ケーブル隠し部分にあるROGのシンボルはマグネットで吸着しているだけなので使わないこともできる
オープンフレームで悩ましいのがAIO水冷のラジエーターの設置だ。ROG GR20 Edition 20の場合はマザーのすぐ裏にラジエーター専用の設置スペースがある。フレームの右上(縦置き、正面から見た場合)コーナーがその部分だけ外れるようになっており、水冷のチューブを無理なく、そして美しく表面へ這わせるよう配慮されている。
また、通常のPCケースのようにファンが設置できず、特にマザー下側にある5基のM.2スロットの冷却が手薄になってしまう問題の対策として、マザー下部に同梱の「クロスフローファン」ユニットを設置できる。ロール状のファンを回転させることで空気をマザーの下から上へ吸い上げるように流すことが可能になるわけだ。
クロスフローファンを装着。ROG GR20 Edition 20の脚〜マザーの下端までのスペースにジャストフィット。マザーの下から上へから風を送るのでM.2 SSDに対する高い冷却効果が期待できそうだ。このファンのアイデアは素晴らしい。普通のPCケースにも欲しいところだ
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