PCパーツは、xx周年記念モデルとレトロデザインが話題に
PCパーツ関連では、今年はxx周年祝いが集中した。MSIとGIGABYTEが創立40周年、ZOTACとASUSのゲーミングブランドRepublic of Gamers(ROG)が20周年を迎えた。ほかにも、ASRockはTaichiシリーズが10周年、AMDはSocket AM4プラットフォームが10周年となった。各社それを記念した特別モデルを展示し、お祝いムードを演出していた。
個人的に欲しい! と思ったのは、PCケースのサイドパネルそのものをディスプレー化したGIGABYTEの40周年記念モデル「AORUS C510 GLASS INFINITY」。サブディスプレーとして使えるし、ディスプレー一体型PCとしても使えそう。なにより見た目がワクワクする!
PCパーツ関連で流行の兆しがあるのが、レトロデザインだ。こちらはCOMPUTEX 2026取材3日目まとめの記事で語った通り。古参のPCマニアは懐かしみ、若いPCマニアには斬新でカッコイイ、あるいはカワイイと好評だった。日本人だけではなく海外の取材陣やバイヤーも注目していたので、展示していたメーカーも手応えを感じたようだった。
消費電力の増大にともない
電源ユニットが安全対策を強化
ほかにも、異常を検知する監視システムを搭載する電源ユニットの展示が印象に残った。12V-2x6の焼損問題はメーカーにとって頭の痛い問題だが、新たに電源側に保護機能を付けることで安全対策を強化している。
たとえば、ADATAが展示していた電源ユニットは12V-2x6に通っている6系統のレールそれぞれの電流を監視できる設計になっている。異常を検知すると、30秒後にGPUをシャットダウンする仕組みだ。
レールに接触不良などが起きると、電源ユニットは生きているほかのレールの電流を増やして電力の供給を維持することになる。ただし、1本のレールに15A以上流れるとコネクターが焼損する危険性が高まるため、30秒後にGPUをシャットダウンする
CoolerMasterの電源ユニットも、12Vのレールに異常が発生するとLEDが赤く点灯する警告表示機能を搭載する。こうなると10秒後に強制シャットダウンとなる。ただし、PCケースに入れたままだとLEDが見えないという弱点がある。
その弱点を克服するため、異常を検知すると大音量でブザーを鳴らしてシャットダウンさせるアダプターも開発した。このアダプターはCoolerMaster社の電源ユニット以外でも使えるので、すでに12V-2x6ケーブルを運用している人は、電源を買い替えなくてもあと付けで保護機能を取り付けられるわけだ。
CORSAIRの電源ユニットも同様の保護機能を内蔵している。電流値がユーザーの設定した値を超えた場合、当該コネクターへの電源供給を遮断できる。ほかにも、温度が65度を超えるとGPUにシャットダウン信号を送信する12V-2x6ケーブルを展示していた。電流値と温度の両側面から焼損を防げるため安全性が高いといえる。
次ページでは、2026年のCOMPUTEXと、今後のIT業界についてまとめよう。
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