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タイトー「イーグレットツー ミニ」を当時の思い出を交えつつレビュー

あのアーケード筐体型ゲーム機がぐうの音も出ないレベルで良かったんダゼ!

2023年09月28日 18時00分更新

大きなコントローラーが操作しやすい
「名古屋撃ち」はできるみたいです

 実際に「EGRETⅡ mini」を遊んでみた感想ですが、コントローラーは非常に操作しやすく、またジョイスティック、ボタンのフィーリングもよいですね。無駄にカチャカチャしたくなるコントローラーです。START、CREDIT、MENUボタンがかなり固めですが、これは誤操作を避けるためあえてそのような仕様となっているのでしょう。ゲームプレイに関係するボタンではないので無問題です。

 またイロイロいじくり回していて強く感じるのが剛性の高さ。さすがにゲームセンターで稼働していた本物の「イーグレットツー」ほどの強度は確保されていないでしょうが、コントローラーをラフに操作したり、液晶モニターをグンッ→グリッ→ガチッと回転させても、壊れてしまうような不安感は皆無です。本能のままに遊ぶゲーム機として、信頼を置けるタフさを備えています。

ジョイスティック、A/B/C/D/E/Fボタンは大きめで、かつ余裕のある配置。なおプレイする際にはテーブルに置いたほうが圧倒的に操作しやすいですよー

 ゲームの再現度については……筆者はゲームライターではないので正直よくわかりませんが、今回、「スペースインベーダー」、「クイックス」、「エレベーターアクション」、「チャックンポップ」をプレイしたかぎりでは、思い出の中のゲームと完全に一致しました。

 なお、挙動を確かめるためにインベーダーで「名古屋撃ち」を試しましたが、自分にはできませんでした。というか、よくよく思い出してみたら、子供の頃に練習しまくったときも「名古屋撃ち」を成功させたことがなかったんでした。

 というわけでYouTubeで「EGRETⅡ mini 名古屋撃ち」で検索したところ、華麗に成功させているユーザーを確認! 「名古屋撃ち」は最下段でインベーダーの攻撃を受けないバグを利用したテクニックということは有名な話。ゲームの再現性は高いようですね。

これは「EGRETⅡ mini」のトップメニュー。ゲームの並びは、年代順、名前順、お気に入り順を選べます

ゲームを選択すると、簡単なルールと操作方法が表示されます

ラインを引いて画面の75%以上を占拠することを目指す「クイックス」。画面内でトリッキーに動く「クイックス」が憎たらしいです

敵をよけながらエレベーターとエスカレーターで機密書類を盗み出す「エレベーターアクション」。ジャンプやしゃがみも可能です

チャックンを操作して檻のなかのハートを助ける「チャックンポップ」。爆弾の煙で敵を倒すのが気持ちいい!

あまりに有名な「スペースインベーダー」。これはもはや世界共通語と言ってもいいですよねぇ?

本体設定では、音量、画面の明るさ、HDMI接続時の設定、フィルタリング、BGM選択、デモモード開始時間、言語、権利表記、スタッフクレジット、本体の初期化などを変更・実行可能です

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