週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

タイトー「イーグレットツー ミニ」を当時の思い出を交えつつレビュー

あのアーケード筐体型ゲーム機がぐうの音も出ないレベルで良かったんダゼ!

2023年09月28日 18時00分更新

パッケージには本体、説明書、初回購入ステッカー、電源用USBケーブル(1.5m、Type-A to Type-C)、HDMIケーブル(2m)、「インストラクションパネル」が同梱

これは「イーグレットツー ミニ初回購入特典 歴代タイトーロゴ&イーグレットツー ミニステッカー シート」(長い……)。右下は「EGRETⅡ mini」の公式マスコットキャラクターで、名前は「スティックン」。「Chack'n Pop」の主人公「チャックン」をモチーフにしたキャラクターで、頭のアンテナ(触手?)や、赤いホッペがチャックンとは異なります

本体天面には「インストラクションパネル」を装着可能。インストラクションカードは「初回限定豪華特装版」のみに40タイトル分が付属しているそうです

 「EGRETⅡ mini」最大の特徴は画面を回転させられること。本製品には前述のとおり5インチ液晶(1024×768ドット、アスペクト比4:3)が搭載されていますが、ベゼルを押し込むと液晶モニター部が飛び出し、90度回転させて再度ベゼルを押し込むことで、横画面、縦画面をカンタンに切り替えられるんですね。

 しかも電源オン中どころか、ゲーム中でも縦横切り替え可能。「EGRETⅡ mini」で遊べるゲームには縦画面用、横画面用が存在しますが、どちらも最適なスタイルでプレイできるわけです。

デフォルトでは横画面で出荷されていますが……

ゲームに合わせて縦横を選択できます

押すと液晶モニターが飛び出してくるので、グルッと回転させて押し込むだけ。縦横は最後に押したときに反映されます

 もうひとつの大きな特徴が、SDカードスロットが用意されており、ゲームを追加したり、ファームウェアアップデートが可能なこと。40本のゲームが入っているのでかなり遊び応えはありますが、タイトーの全てのアーケードゲームが網羅されているわけではありません。2023年12月21日に「ナイトストライカー」をはじめとする10タイトルを収録した「アーケードメモリーズVOL.2」(希望小売価格8778円)が発売されますが、今後も懐かしのゲームをどしどし「EGRETⅡ mini」向けにリリースしてほしいところです。

 また手軽にファームウェアアップデートできる点も◎。8月25日に「本体アップデート」が提供されましたが、このときには細かな不具合修正、ゲームの調整、仕様変更、周辺機器(電波新聞社「インテリジェントコントローラ サイバースティック」)への対応……が実施されました。

 たとえば「究極タイガー」については「BOSSショット」の軌道を修正したとのこと。超細かいですね! それだけオリジナルゲームの再現度にこだわっているのでしょう。

本体アップデートは公式サイトからダウンロード可能。展開したファイルをSDメモリカード(SDHC)に保存して、SDカードスロットに挿入。電源ケーブルを抜いた状態で電源スイッチをオンにして、EボタンとFボタンを押しながら電源ケーブルを接続すると、ファームウェアアップデートの画面が表示されます

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事