最新パーツ性能チェック
第415回
白いSteel Legendのビデオカードも登場!?
ASRockがRadeon RX 7600搭載ビデオカードを3シリーズで発売!先行してPhantom Gamingモデルの性能をチェック
ゲーム中でもGPU温度は60℃
最後にゲーム(BIOHAZARD RE:4)にAMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OCの温度やクロックがどんな感じなのかを追跡してみた。データ追跡には「HWiNFO Pro」を使用している。
注目すべきはGPU温度の低さで、最高画質設定で15分程度遊んでいても60℃弱でほぼ安定。一瞬60℃を超えてもすぐ59℃に戻るといった格好だ。RX 7600に3連ファンのクーラーは過大だ! と言う人には、ぜひこのデータを見せて頂きたい。GPUがフルHDゲーミング向けであろうと、巨大クーラーがあれば温度はガッツリ下がる。
GPUをガッツリ冷やせば、GPUのブーストも高いまま安定させやすい。今回の検証ではシェーダークロックは2785~2795MHzあたりでほぼ安定していた。
フルHD限定ではあるがゲーム環境を一新したい人にオススメ
以上でAMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OCの検証は終了だ。今年5月に発売された新メインストリームGPUはフルHDゲーミングにターゲットを合わせ、余計なものをそぎ落とした設計(128bitバス、VRAM 8GBなど)に納めたGPUである。WQHD以上では快適ゲームプレイは難しい可能性はあるが、手持ちのフルHD環境をまだ使いたい、という人には良い選択になる。
GTX 1060やRTX 2060といった“かつての人気GPU”は、最新グラフィックで構成されたAAAタイトルにはもう厳しいといえる。そうしたゲームに挑戦したい人にはASRock「AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OC」をオススメしたい。
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