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白いSteel Legendのビデオカードも登場!?

ASRockがRadeon RX 7600搭載ビデオカードを3シリーズで発売!先行してPhantom Gamingモデルの性能をチェック

2023年05月25日 22時00分更新

 ASRockは5月26日11時より、AMDの新GPU「Radeon RX 7600」(RX 7600)を搭載するビデオカード3モデル「AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OC」「AMD Radeon RX 7600 Challenger 8GB OC」「AMD Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC」の販売を開始する。

 RX 7600についてはファーストレビュー記事で解説しているが、RX 6650 XTのスペックをほぼそのままにアーキテクチャーRDNA 2からRDNA 3に進化させ、AV1ハードウェアエンコードやAI Matrix Acceleratorといった最新世代Radeonに相応しいGPUにリファインしたもの。

 フルHDゲーミングに特化した設計であるためVRAMは8GB、メモリーバス幅は128bitといったスペック上の制約はあるが、ゲームを高~最高画質、かつ快適に楽しむためのGPUとなる。

 まずはASRockがどんなRX 7600カードを投入するのかを簡単ながら紹介したい。

中央のファンはRGB LEDで発光するOCに適した上位モデル!

「AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OC」
予想価格:5万980円

 ASRock製ビデオカードの中でハイエンドに位置付けられる「Phantom Gaming」シリーズの最新モデル。3連ファンモデルだけに全長は305mm、厚み2.4スロット厚とハイエンドモデルに相応しい堂々としたボディーを採用。

 たかだか160WのGPUに3連ファンはやりすぎと感じるかもしれないが、OCしてもガッツリ冷やせると考えれば頼もしい装備といえる。これまでのPhantom Gamingシリーズと同様、中央のファンとカード上部のロゴがRGB LEDで発光する。

4万円台とお買い得なコスパモデル

「AMD Radeon RX 7600 Challenger 8GB OC」
予想価格:4万6800円

 ASRockのビデオカードの中で性能よりもコストを重視したい人に向けたシリーズが「Challenger」シリーズ。RX 7600のChallengerは2連ファン構成となり、カードの全長は前掲のPhantom Gamingよりもやや短い269mm、さらに2スロット厚ジャストなので隣接カードが多い人にオススメだ。

Steel Legend初のビデオカード!
白を基調とし、3連全てRGB LEDで発光!

「AMD Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC」
予想価格:5万980円

 最後に紹介するのは、同社の人気ブランド「Steel Legend」の名を冠したモデルだ。同シリーズのマザーは“鋼のように堅牢であること”を売りにした高耐久設計で高い人気を博していたが、ビデオカードも同じシリーズで統一したい! という声に応えたものとなる。

 Steel Legendマザーとカラーリングが合うようにクーラーカバーが全体が白系でまとめられているだけでなく、バックプレートもマザーのデザインと同意匠になっているのがうれしい。さらに3連の冷却ファン(Striped Axial Fan)は3枚全てがRGB LEDで発光する。全長は303mm、厚みは2.25スロット厚となる。

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