白いSteel Legendのビデオカードも登場!?
ASRockがRadeon RX 7600搭載ビデオカードを3シリーズで発売!先行してPhantom Gamingモデルの性能をチェック
AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OCの外観をチェック
今回筆者は最上位であるAMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OCをテストする機会に恵まれた。パフォーマンス検証の前にまずはこのカードをじっくり眺め倒しておきたい。
AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OC。デザインはこれまで出ているPhantom Gamingシリーズとほぼ同じである。黒ベースで赤のワンポイント、このメカメカしさがたまらない
カード全長は305mm。たかだかTBP 160W程度のGPUにこれだけのクーラーが必要か? という質問は野暮の極み。GPUクーラーは大きいものが正義。GPUはいくら冷やしても不足することはないのだ
裏面はバックプレートで強度を確保しているが、カード後部(図では右側)はファンの風を通すための穴が開いている
上部にはPhantom Gamingのロゴ。この部分はRGB LEDが仕込まれており、中央のファンと連動して点灯する。PCBは補助電源コネクターのある部分で終わっている点にも注目
ファクトリーOCモデルではあるが補助電源コネクターはリファレンスと同じ8ピン×1構成でよい
映像出力は定番のDisplayPort×3+HDMI×1という構成。公称2.4スロット厚であるため、GPUクーラーが微妙にブラケットの外(図では上側)に張り出している
「GPU-Z」による各種情報:本稿執筆時点ではスペックは秘密とのことだったが、ブーストクロック2754MHz、ベースクロック2356MHzという数値が読み取れる。メモリーのデータレートは20Gbps相当のようだ
「GPU-Z」による各種情報:メイン画面では読み取れないRadeonのゲームクロックは2356MHz。また、OCツールを使うことで引き上げることのできるPower Limitの上げ幅は定格の112%だ