4系統の映像入力を運用しやすいOSDメニュー
映像入力端子は背面にあり、DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、HDMI 1.4×2という構成。HDMIが3系統ある点は使い勝手がいいのだが、4Kでリフレッシュレート60Hzを利用できる端子はDisplayPort 1.2とHDMI 2.0の2系統。HDMI 1.4は4K表示のリフレッシュレートが30Hzまでとなる。
また、映像ケーブルは1.5mのHDMIケーブルが付属。DisplayPortケーブルもあればうれしいところだが、そのぶん価格を抑えたということなのだろう。もちろん、このあたりは全然許容できる仕様だ。
スピーカーは2W×2。実装位置が中央寄りで、低音がややもの足りないものの、その音質はクリアーな印象。もちろん、ヘッドフォン用のミニプラグ端子もあるので、ゲーム中はそちらを利用してもいい。
OSD操作用ボタンは液晶パネル右側の底面に搭載。ボタンは5つあり、ベゼルにそれぞれの役割が明記されている。ボタンへのアクセスが良好なこともあり、かなり使いやすいと感じた。
おもしろいと感じた点は、OSDメニュー下部に4系統の映像ソースに対する入力端子と解像度がすべて表示されるところ。1系統しか使用していない場合は、それらは場所を取っているだけなのだが、PIPやPBPを使用する場合はかなり便利ではないだろうか。
電源はACアダプタ―を使用するタイプで24V/2.5Aの60W。JAPANNEXTによると、JN-V315UHDRの消費電力は最大45W、標準で29W、省エネモードで22Wなので、十分な出力を備えている。
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