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JN-V315UHDRをレビュー

そんなに安くて大丈夫?4万円切り31.5型4Kディスプレーを検証

2022年12月24日 10時00分更新

4系統の映像入力を運用しやすいOSDメニュー

 映像入力端子は背面にあり、DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、HDMI 1.4×2という構成。HDMIが3系統ある点は使い勝手がいいのだが、4Kでリフレッシュレート60Hzを利用できる端子はDisplayPort 1.2とHDMI 2.0の2系統。HDMI 1.4は4K表示のリフレッシュレートが30Hzまでとなる。

 また、映像ケーブルは1.5mのHDMIケーブルが付属。DisplayPortケーブルもあればうれしいところだが、そのぶん価格を抑えたということなのだろう。もちろん、このあたりは全然許容できる仕様だ。

背面インターフェースは左から電源ポート、HDMI 1.4、HDMI 1.4、HDMI 2.0、DisplayPort 1.2、ヘッドフォン出力

 スピーカーは2W×2。実装位置が中央寄りで、低音がややもの足りないものの、その音質はクリアーな印象。もちろん、ヘッドフォン用のミニプラグ端子もあるので、ゲーム中はそちらを利用してもいい。

 OSD操作用ボタンは液晶パネル右側の底面に搭載。ボタンは5つあり、ベゼルにそれぞれの役割が明記されている。ボタンへのアクセスが良好なこともあり、かなり使いやすいと感じた。

OSD操作用ボタンは液晶パネル右底部に。前面にそれぞれの機能が印刷されているのでわかりやすく、使い勝手は良好だ

 おもしろいと感じた点は、OSDメニュー下部に4系統の映像ソースに対する入力端子と解像度がすべて表示されるところ。1系統しか使用していない場合は、それらは場所を取っているだけなのだが、PIPやPBPを使用する場合はかなり便利ではないだろうか。

OSDメニュー下部には4系統の映像ソースの情報を表示

 電源はACアダプタ―を使用するタイプで24V/2.5Aの60W。JAPANNEXTによると、JN-V315UHDRの消費電力は最大45W、標準で29W、省エネモードで22Wなので、十分な出力を備えている。

定格出力60WのACアダプタ―が付属

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