
どもどもジサトライッペイです。最近すこぶる目が悪くなり、生産性も悪化するばかり。そこで、落ちたアナログの能力はデジタルの力で補完していこうと思い立ち、あれこれ模索する日々です。そんな僕が最近気になっているデジタルギア。それはディスプレーアーム(あるいはモニターアーム)です。
昨今では、スタンドの調節機能が豊富なディスプレーも安くなってまいりました。例えば、JAPANNEXTの「JN-HSP238IPSFHD-C65W」はチルト、スイーベル、高さ調整、ピボットに対応しながらも、ネットショップなら2万1000円前後で買えちゃいます。しかし、そんな最強スタンドのディスプレーでも奥行までは調整が難しいもの。
もちろん、置き場所を変更すればいいだけの話ではあります。しかしながら、僕のように斜視を患い遠近感がゆるゆるになってしまうと、1日の間でちょこちょこと見やすい距離が変わってしまうので、そのたびに置き場所を調節することはすごく面倒です。
そんな時、ディスプレーアームならひょいと手前に引いたり、逆に奥側にサクッと押したりできます。この手軽な奥行調整こそ、ディスプレーアームの真価と言えましょう。とはいえ、いざ探してみると結構高価なものが多く、尻込みする人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はリーズナブルなJAPANNEXT製品をいくつかご紹介しましょう。
5000円切りの最安シングルタイプ
まずは最も手軽に導入できる、ディスプレーが1枚装着できるシングルタイプから。「JN-GC12V」はガススプリング式の4軸タイプで、15~32型のディスプレーに対応。耐荷重は2~6.5kgと幅広く、固定方式は机に挟むクランプ式です。
VESAマウントは75×75mmと100×100mmに対応し、可動範囲は回転360度、左右180度、上90度・下85度、昇降幅は250mm(140~390mm)。5000円以下の同社の最安モデルですが、およそアームに求められる機能を網羅しております。ディスプレーを1枚だけ運用している方ならこれで十分でしょう。
ケーブルレールがあり、映像ケーブルや電源コードなどをまとめられる点もいいですね。レールカバーは若干硬めというクセはあるものの、一旦はめてしまえばそうそう取らない部分なので、あまり気にならないと思います。
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