カラーリングだけでなく、スペックもゲーミングPCに抜かりないハイパフォーマンス構成
夏に自作したい、MSIで作る涼しげなホワイトゲーミングPC! 各パーツも高性能にこだわったホワイトで統一
聞くところによると白い服、白い車は夏の日差しを反射して、ほかの色よりも温度上昇を抑えられるのだとか。これがそのままPCパーツにも当てはまるかどうかは知らないが、見るからに涼しげで映えるPCになることは間違いない。間もなく夏休み、もう少しでお盆休みも始まる。今回は夏らしさ全開、ハイエンドパフォーマンスのホワイトゲーミングPCを組んでみよう。
さて、現在、夏真っ盛り。2022年7月8日(金)〜8月8日(月)までの期間、MSIでは「エージェント・ホワイトキャンペーン」を開催している。今回の作例でも使用したホワイトパーツから、電源ユニット「MPG A750GF WHITE」とPCケース「MPG GUNGNIR 110R WHITE」をセットで購入(中古、並行輸入品は不可)すると40USドル分のSteamウォレットが必ずもらえるといった内容だ。さらに7月1日(金)〜8月21日(日)の期間中、MSI Z690/H670/B660チップセット搭載ゲーミングマザーボードとMSIの簡易水冷クーラー(ともに正規代理店から販売されている製品)をキャンペーン実施店舗で同時購入すると、会計が最大7000円割引きとなる「水冷バンドル祭りキャンペーン」も実施されている。
もちろん、自作PCなのだから求めるパフォーマンスレンジに合わせて組み換え可能だ。今回の作例は、お得なキャンペーンの紹介と、ホワイトパーツの選定基準や組み立てのポイントとして参考にしていただきたい。ちなみに、今回の作例の予算は30万円を少し超える(OS含まず税込30万8500円前後、ビデオカードの価格がもっとも高い)のだが、これらキャンペーンを活用すると30万円前後まで抑えられる。
MSIからホワイトPCパーツが続々登場! これらを核に1台組んでみた
PCの色と言えばブラックが人気……と言うか定番色だ。最近はサイドパネルにガラスを採用するものも多く、ケースだけでなく内部パーツも統一したいというニーズが高まっている。定番色のブラックは比較的揃えるのがラクとして、次に選択しやすいのがホワイトだろう。実はPCパーツの色として採用するにはいろいろと気難しいホワイトだが、「ブラック以外の色も」というニーズの高まりを受けて最近は対応製品が増えてきている。
今回はMSI製品からホワイト(あるいはホワイトと合わせても違和感が少ないシルバー)パーツを取り寄せた。そして実際に組んだのが冒頭の写真だ。
パーツリスト | ||
---|---|---|
CPU | Intel Core i7-12700 | 4万8000円 |
マザーボード | MPG Z690 FORCE WIFI | 4万8000円 |
メモリ | Corsair DOMINATOR PLATINUM RGB (CMT32GX5M2B5600C36W) | 4万7500円 |
ビデオカード | MSI GeForce RTX 3070 Ti VENTUS 3X 8G OC | 9万3000円 |
ストレージ | Seagate FireCuda 530(ZP1000GM3A013)1TB | 2万円 |
CPUクーラー | MSI MAG CORELIQUID 240R V2 WHITE | 1万8500円 |
電源 | MSI MPG A750GF WHITE | 1万8500円 |
ケース | MSI MPG GUNGNIR 110R | 1万5000円 |
合計 | ※OS含まず | 30万8500円前後 |
個別にパーツを見ていこう。
ケース
MSI MPG GUNGNIR 110R
MSIでホワイトPCケースと言えばこの製品。フロントパネルの半分をガラスパネルとしたシンプルだが印象的なデザインが特徴のMPG GUNGNIR 110R。ATXフォームファクタに対応したミドルタワーケースだ。比較的奥行きが短く(43cm)コンパクトなので、奥行き45〜60cmといった机との相性がよい。スッキリとした見た目、クリアサイドパネルも相まって机の上に置いて運用したくなる設計だ。フロントI/Fには一般的な端子に加え、USB 3.2 Gen2対応のType-CやLEDオン/オフスイッチ(ケース内蔵LEDハブ用)を備えている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう