ショールームでウインドーショッピング
剣持さん「ちょっと大きめですがこちらなんて……」
O山氏「もうちょっとかわいめのサイズがいいです!」
O山氏「きゃー!これ赤くてかわいいー!」
剣持さん「ごめんなさい。こちらは“こういったフレームも作れますよ”というサンプル展示品でして、販売はしてないんですよね……」
剣持さん「赤がお好きであれば、こちらは台座の一部が赤いゲーミングディスプレーでして……」
O山氏「あ、わたしゲーム全然やんないですね!」
剣持さんの善意の提案をことごとくつっぱねるO山氏。服屋の店員さんに話しかけられたら、買うまでお店を出られない僕からするとうらやましいぐらいの豪胆ぶりです。とはいえ、このままではらちがあかないので、やはり先ほどの不満点から必要な機能や仕様などを具体的に絞っていくことにしました。
なお、O山氏に現在使っているディスプレーの型番や製品名を訊いてみると、案の定「わかりません」とのこと。なぜ自分が使っている製品なのに知らないのか問いただすと、「カナダの友達にもらったものだから」という斜め上の回答が。これがO山氏、これぞO山氏。お忙しい中、感じ良く出迎えてくれた剣持さんの表情にもやや焦りの色が出始めます。
とはいえ、こんなことは前回の流れから十二分に予想できたことなので、今回は事前に家にあるディスプレーの写真をいくつか撮ってきてもらっておりました。それによると、ASUSの「VE248HR」というTNパネルを採用した24型フルHDモデルであることが判明。詳しく調べてみると、確かにスタンドはチルト調整のみといった仕様でした。
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