VAIO SX12/SX14用に搭載された機能も
VAIO Zで使われている部材をそのまま投入しているものもある。たとえばキーボードは、VAIO Zのキーボードユニットが継承されている。VAIOのキーボードはこれまでもかなりこだわって作られており、静音性も高く打鍵感もよかったが、VAIO Zではさらに磨きをかけて静音性を高め、ストロークも約1.2mmから約1.5mmに深くするといった改良を施した。
またVAIO SX14は、VAIO Zと同サイズのタッチパッドに大型化したり、電源ボタンも指紋センサー付きにしたことで、電源オンと同時に指紋によるサインインも可能になっている。加えて、Windows Helloに対応した顔認証だけでなく、人感センサーも搭載することで、マシンの前から離れたらロックがかかり、着座するとロック解除するといったことも可能になっている。
ほかにも、液晶ディスプレーを180度開く機構も取り入れている。これにより対面で商談する際に、相手側に画面を見せながら話を進められるようになった。さらにVAIO SX14ではタッチパネルモデルも用意されている。これにより、別売りのタッチペンと組み合わせて活用できるなど、VAIO Zにはない使い方もできる。
こうしたVAIO Zにはない機能はほかにもある。テレワークの浸透でオンライン会議が増えたが、マイクの集音性をより高め、AIノイズキャンセリング機能により雑音を消して発言者の音声のみに絞ることが可能になっている。
また、カメラの画角から外れると音声もカットすることも可能で、より相手に聞き取りやすい音声を届けられるようになっている。スピーカーから流れる音声に対してもノイズキャンセリングをかけられるため、聞き取りやすさも増している。
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