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どのディスプレイを選択するのが正解?

VAIO SX14では高画質な4K、利便性増すタッチ、長時間駆動のFHD、どれを選ぶのが正解?

2022年02月10日 11時00分更新

 前回、VAIO SX14の性能をチェックしつつ、買い方のポイントを紹介したが、VAIOストアでのカスタマイズで、ディスプレーについてどれを選ぶべきなのかには触れなかった。そこで今回は、VAIO SX14で選ぶべきディスプレーについて考えたい。

4K解像度は高画質だが、作業領域はそこまでFHDと差が出ない

 VAIO SX14では、FHD解像度(1920×1080画素)、4K解像度(3840×2160画素)、そしてタッチ付きFHDの3種類のディスプレーが選択できる。価格差は、標準のFHD解像度から4K解像度が+2万2000円、タッチ付きが+1万6500円だ。マシンの利用用途にもよるが、どのディスプレーを選択すべきなのか悩みどころだろう。14インチという画面サイズのため、FHD解像度でも十分なのだが、4K解像度にするメリットはいくつかある。

VAIO SX14の4K解像度モデル。パッと見た目だけではその違いが分かりづらい

 まず、4K解像度だとHDRに対応し、色域もFHD解像度より広く表示色は10億6433万色。ゲームや映像などHDR対応コンテンツを楽しんだり、クリエイティブな作業で活用したいと考えているなら4K解像度一択だ。

 とはいえ、さすがに14インチで4K解像度を100%表示スケールで利用するのは難しい。推奨表示スケールは300%で、200%で利用した場合は、ウィンドウなどの表示サイズが、FHD解像度で100%表示スケールにしたときと同じだ。そのため作業領域的にはFHDと変わらない。

左がFHDモデルで100%表示スケール、右が4Kモデルで200%表示スケール。ほぼ見た目は変わらない

左がFJDモデルで100%表示スケール、右が4Kモデルで175%表示スケール。FHDより広い作業領域になるが、文字が小さく視認性的にこのあたりが限界

 ただ、画像や映像などは4K解像度で表示され、文字はより細かく表示されるので、非常に見やすくなる。パッと見は同じように見えても、4K解像度のほうが作業しやすく感じるはずである。

左がFHDモデルで100%表示スケールのアップ、右が4Kモデルで200%表示スケールのアップ。拡大して見るとわかるが、4Kはしっかりゴシック表示になっている

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