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最大30%のパフォーマンス向上!?

「Resizable BAR」の効果をGeForce RTX 30シリーズまとめて検証!人気ゲーム13本でフレームレートを計ってみた

2021年05月01日 18時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集● ジサトラユージ/ASCII

上位GPUほど旨みがあった「Horizon Zero Dawn」

 次は「Horizon Zero Dawn」で試してみる。画質は“最高画質”とし、ゲーム内ベンチマーク機能を利用してフレームレートを計測した。

「Horizon Zero Dawn」1920×1080ドット時のフレームレート

「Horizon Zero Dawn」2560×1440ドット時のフレームレート

「Horizon Zero Dawn」3840×2160ドット時のフレームレート

 このHorizon Zero Dawnは、まず4K時のグラフに注目してみよう。RTX 3090 FEはやや例外だが、それより下のGPUの間には容易に乗り越えがたい壁があるように見える。

 解像度を下げていくとその壁も低くなり、フルHDならばResizable BARによって下位GPUが上位GPUを逆転する目も生まれてくる。だが、WQHDや4KではGPUの地力がモノを言うため、Resizable BARの価値は相対的に低くなるようだ。

 平均fpsの伸び幅に注目すると、フルHDでは4~9%ほど平均fpsが伸びるが、解像度が高くなるにつれて伸びが鈍くなり、4Kでは効果なし~最大4%強程度にまで下がる。

平均fpsは劇的に伸びる「Red Dead Redemption 2」

 描画の重さではAssassin's Creed ValhallaやHorizon Zero Dawnに負けていない「Red Dead Redemption 2」も、Resizable BARの恩恵があるとされているゲームだ。画質を左右する精密度は最大に設定し、ゲーム内ベンチマーク機能を利用してフレームレートを計測する。

「Red Dead Redemption 2」1920×1080ドット時のフレームレート

「Red Dead Redemption 2」2560×1440ドット時のフレームレート

「Red Dead Redemption 2」3840×2160ドット時のフレームレート

 基本的にこの手のフレームレート計測は、最低3回計測して平均/最低fpsで中央値(Median)を出した時のデータを採用しているが、このタイトルに限っては3回のトライで最低fpsが最も伸びた時のデータを採用している。

 その理由は、コア数の多いCPU環境では最低fpsが激しくブレるからだ。ベンチマークの尺も長く、トライできる時間も限られたためこういう結果になった。そのため最低fpsはあくまで参考値として見ていただきたい(あえて省略するのもわざとらしいので、データは削除せずに記載している)。

 前置きはこの辺にしておくと、RTX 3080およびRTX 3090におけるフルHD~WQHDでの伸びが飛び抜けて高い一方で、RTX 3070以下の下位モデルはどの解像度でも微々たる差、もしくは逆にResizable BAR無効時よりもわずかに下がるという結果が得られた。

 最低fpsはブレまくっても平均fpsのブレはさほど大きくないベンチではあるので、傾向としてはメモリーバスが広くCUDAコア数がある程度多いGPUでないと、Resizable BARの効果が発揮できないようだ。

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