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パソコン選びに頭を抱えている人にオススメのモデル!

必要十分な性能を備えたMX350搭載15.6インチノート「mouse K5」は、初めての1台や買い替えなどに最適のモデルだ

2021年02月19日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●市川/ASCII
提供: マウスコンピューター

自分の声を変えて遊べる!?
ユーティリティでサウンドやファン回転数を制御可能

 mouse K5はステレオスピーカーを内蔵しているものの、音質はあまり高くない。リモート会議やちょっとした動画を見るぶんには十分だが、映画や音楽鑑賞をしたい場合には物足りなく感じてしまうだろう。この物足りなさを改善してくれるのが、サウンドエフェクト機能を変更できる「Sound Blaster Cinema 6」だ。

イコライザー機能を装備しており、ゲームやムービー、ミュージック、ストリーミングなど、プリセットを選ぶだけでも音の質感が大きく変化。もちろん、自分で細かくパラメーターを調整するのもアリだ

 このユーティリティを使うと、音質を大きく変えられるイコライザー機能などを変更できるため、自分好みの音で楽しめるようになる。とくに映画の視聴時は、ムービー、もしくはミュージックなどのプリセットを試してみよう。その違いに驚くはずだ。とはいえ、内蔵スピーカーの限界もあって低音はやはり弱め。高音質で聞きたければ、外付けスピーカーやヘッドフォンなどを利用したい。

 このSound Blaster Cinema 6で面白いのが、ボイスチェンジャー機能を搭載していること。レコーディングというメニューを選ぶことで、マイクから入力した声をさまざまな声へと変換できる。さすがに真面目なリモート会議などでは使えないが、友人とのオンライン飲み会や、ネットやゲームで知り合った人たちとの会話時に使うとウケがいいかもしれない。動画のナレーションに地声は恥ずかしい……という人にもおすすめの機能だ。

男性、女性、子供、ドワーフ、シマリス(!)など、多彩な声へと変化できる機能を装備。オンライン飲み会などで活用すると面白そうだ

 もうひとつ、ユーティリティで紹介しておきたいのが、ファンの速度を設定できる「Fan Speed Setting」。

ファン回転数を変更できるユーティリティ。通常なら自動で問題ないが、急いで冷却したい場合などには「最大」を選ぶといい

 高速なCPUはそれだけ発熱しやすく、高温が続くと性能が低下してしまう心配がある。通常なら「自動」で問題ないものの、動画ファイルの書き出し時など、高負荷が長時間続く場合はあえて「最大」を選び、CPUを強力に冷やすというのもありだろう。もちろんそのぶん騒音も大きくなってしまうが、安定した性能を引き出したいなら試してみる価値はある。

 自動の制御では用途に合っていないと感じるなら、カスタムで自分好みに変更することも可能だ。温度に応じてファン回転数を変更できるので、低温時からゆっくりとファンを回して温度上昇を防ぐ、高温になるまでファン回転数を上げるのを抑える、といった設定も自由自在だ。

温度とファン回転数の変化を、自分好みに変更できるカスタム設定も可能。静音重視といった設定にもできる

初心者の最初の1台や、メインパソコンの買い替えに最適

 書類やレポート作成、リモートでの会議や授業など、テレワークや在宅学習にしか使わないと割り切るのであれば廉価なパソコンでも十分で、mouse K5ほどの性能は必要ない。しかし、そこから先、プログラミング、イラスト作成、3Dモデリング、作曲、写真、動画といったクリエイティブな趣味の領域まで興味があるというのであれば、性能が重要だ。

 低スペックなパソコンでもできなくはないが、待ち時間が長い、もっさりした動作でイラつく、そもそもメモリー不足でソフトがまともに動作しないといったように、スタートラインの先に進むことが難しい。こういったパソコンを購入してしまった場合、「パソコンはまともに使えない欠陥商品」などという間違った結論を出し、早々に諦めてしまうようになるだろう。

mouse K5は「とりあえずこれを買っておけば困らない」というアンサーとなるモデルだ

 こういったことを考えれば、パソコン選びは興味を持ったときに、その入門でつまずかない程度の性能があるのが理想といえる。どんなパソコンならその条件が満たせるのかわからないという人にとって、mouse K5は「とりあえずこれを買っておけば困らない」というアンサーとなるモデルだ。もちろん最新パーツを使ったハイエンドモデルではないが、やりたいことがひと通りできるという意味では不満がない。価格も税込・送料込で12万4080円と手頃感があり、初心者の最初の1台としてピッタリだろう。

 ちなみに、メモリーが16GBから32GBへと倍増し、さらにデータ保存に便利な1TB HDDまで内蔵した上位モデルは13万5080円と、こちらもお買い得。そろそろメインパソコンを買い替えたいと考えているパソコン慣れした人へは、余裕のある32GBメモリー搭載モデルを推奨したい。

(提供:マウスコンピューター)

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