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高速I/F搭載でもコスパ◎のMAG Z490 TOMAHAWKで趣味も仕事も大満足

約15万円でゲームから動画配信、ビデオ会議まで幅広く使えるMSIコンセプトPCを組んでみた

2021年01月15日 11時00分更新

ゲームから会議まで幅広く使えるMSIコンセプトPCを組んでみた

 MAG Z490 TOMAHAWKはコストパフォーマンスに優れた製品。そこで、レビューの最後は本製品を中心に2021年初のメインストリームゲーミングPCをひとつご提案しよう。メインストリームということで、おおまかに予算は15万円前後、フルHD環境がターゲットだ。

パーツリスト
CPU Intel Core i7-10700(8C/16T、TDP 65W) 3万9000円前後
マザーボード MSI MAG Z490 TOMAHAWK(Intel Z490) 2万4000円前後
メモリ Kingston HyperX HX432C16FB3K2/16(DDR4-3200、8GB×2) 1万2000円前後
ビデオカード MSI GeForce RTX 3060 Ti GAMING X TRIO 6万6000円前後
SSD Kingston A2000(NVMe、500GB) 8000円前後
PCケース MSI MAG FORGE 100M(ATX) 7000円前後

 用意したのは上記のパーツ。ほかに電源とOSが必要となる。今回は電源が調達できず手持ちのものを利用するが、上記構成を参考に組む場合は650W級電源が最低ラインと考えよう。近年は電源では5年10年といった保証の長期化傾向があり、システム側では大出力化の傾向があるので750W、850W級など将来を見すえた選択もありだ。また、その際はMAG Z490 TOMAHAWKのCPU電源コネクタが8+4ピンであることも考慮して選ぼう。比較的出力が小さい600W級電源はEPS12V(8ピン)が1本のみのものも多いためだ。

 では個別のパーツについて紹介しよう。Core i7-10700は8コア16スレッドのCPUだ。ポイントはTDP。65Wなので、同じCore i7でも末尾に「K」や「F」が付く上位CPUよりも扱いやすい。もちろんそれは性能とトレードオフの関係だが、メインストリームゲーミングでCore i7-10700なら十分に余裕ある選択だ。

8コア16スレッドあれば最新ゲームも問題なし。TDP 65Wで発熱&冷却に余裕を持たせて安定を狙う

 メモリはDDR4-3200の16GBを選択している。CPUのサポートはDDR4-2933までだが、実はこのスピードクラスの製品は少ない。現在のマザーボードにはXMPというOCはメモリを簡単な設定だけで動かす仕組みが備わっているので、潤沢なDDR4-3200メモリを選択したほうがコストパフォーマンスがよいだろう。

メモリはDDR4-2933ではなくあえてOCメモリのDDR4-3200

 ビデオカードは、同じMSIのGeForce RTX 3060 Ti GAMING X TRIOとした。大口径のトリプルファンを採用する大型モデルだ。RTX 3060 Tiはリファレンスがブースト1665MHz駆動だが、本製品は強力かつ静音のクーラーを搭載することで1830MHzに引き上げており、その分高性能だ。なお、ビデオカードはゲームや3Dの枠を超えてさまざまな用途で活躍するようになった。RTX 30シリーズではビデオ会議や配信で便利なノイズキャンセリング機能「RTX Voice」や背景合成機能「RTX Broadcast Engine」などが利用可能だ。

執筆時点ではRTX 30シリーズのエントリー。エントリーだがOCモデルで余裕上積みを狙ってGeForce RTX 3060 Ti GAMING X TRIOとした

 SSDはM.2 NVMe対応の500GBモデルとしている。ここは各ユーザー、必要となる容量が異なるだろう。今回は作例であるため、コスパのよい製品で提案したい。

性能を引き出すならM.2スロットにNVMe SSDを搭載するのがベスト

 そしてPCの外観を決めるケース。MSIのPCパーツと言えばマザーボード、ビデオカードが代表的だが、それ以外にも幅広く取り扱っている。自作PCではデザインに悩むことが少なくない。ならばいっそメーカーを統一してしまうという選択もありだ。まるでMSIが作った完成PCかのような外観になるのでオススメだ。今回のMAG FORGE 100MはMAG Z490 TOMAHAWKと同じ「MAG」グレードの製品で、低価格だが3基もファンを搭載しておりLEDハブ機能まで備えたコスパのよい製品だ。

フロントメッシュの通気性がよい筐体は高性能CPUやビデオカードの性能を引き出してくれる。LEDファンと中段の斜めデザインが特徴的

 ではここで組んだ作例の性能を簡単なベンチマークで紹介しておこう。3DMarkのFire Strikeのスコアは23371。同Time Spyは11378。とくにより重いDirectX 12ベースのTime Spyで10000点を上回っているところはポイントで、フルHDであればほとんどのゲームが高画質設定でも十分なフレームレートが得られ、ひとつ上の解像度のWQHD(2560×1440ドット)でも画質設定次第で60fpsを満たすことができるだろうことが分かる。

3DMark、Fire Strike

3DMark、Time Spy

 実ゲームベンチマークは2つ。ひとつはAssassin's Creed Valhalla。フルHD、最高画質プリセット時でビルトインベンチマークの結果は平均89fps、低位1%59fps。美しいグラフィックスでゲーム世界を楽しめる。もうひとつはWatch Dogs Legion。こちらはGeForce RTX 30シリーズのリアルタイムレイトレーシングやDLSSが利用可能だ。フルHD、最高画質プリセットをベースにリアルタイムレイトレーシング:中、DLSS:高性能とした際で平均83fps、低位1%66fpsだった。リアルタイムレイトレーシングとDLSSについてはさらに高画質の設定があるものの、レイトレーシングという新時代のグラフィックスを十分なフレームレートで楽しむことが可能だ。

Assassin's Creed Valhalla、フルHD、最高画質

Watch Dogs Legion、最高画質、リアルタイムレイトレーシング:中、DLSS:高性能

高速I/F搭載でもコスパ◎のTOMAHAWKで趣味も仕事も大満足

 MSIのMAG Z490 TOMAHAWKをベースに1台組んでみたこの企画。メインストリーム構成とはいえ、フルHDゲーミングにもビデオ中心にビジネスでも活用できる本格PCだ。また、MAG Z490 TOMAHAWKの次世代インターフェースは、対応するネットワークやストレージとの組み合わせで転送速度がこれまでの標準よりも一気に高速化する。最新PC、それもひとつプラスの機能を持ったPCなら「レスポンスタイム」が速いのでストレスから開放される。ストレスがたまりがちなリモートワークをより快適にするなら、MAG Z490 TOMAHAWKのようなプラス機能でマザーボードを選びたい。

完成形。LEDがゲーミングPCらしさを演出。

ビデオ会議などでLED発光が不要というのであればマザーボード上のLEDスイッチでオフにできる

MAG Z490 TOMAHAWK詳細ページ
MSIサイト
Kingston A2000 NVMe PCIe SSD
HyperX FURY DDR4

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