ごきげんよう。アスキーのごはん情報局ナベコです。
声を大にして言いたい。みなさーん、本日からマクドナルドの「かるびマック」が発売中ですよ。期間限定で復活していますよお。
マックに3つの「肉バーガー」登場
マクドナルドは「世界のマクドナルドからビーフバーガー集結」キャンペーンを6月24日から開催。ビーフ、つまり“お肉”。期間中、マクドナルドならではの世界のビーフバーガーをお題に開発した新商品2つ、それと復活となる商品1つの、3つのビーフバーガーを販売します。
カナダのマクドナルドの商品をもとに開発した「マイティビーフ オリジナル」。またイギリスで販売された商品に着想を得た「スモーキーバーベキュー」が新しく登場。その並びで、日本のビーフバーガー「かるびマック」が再販されます。
いずれも100%ビーフパティを使用した、お肉自慢のバーガーです。
中でも私がうれしかったのは「かるびマック」の登場。
1998年~2001年に期間限定商品として何度か登場した「かるびマック」。15年の歳月をあけて2016年に復活。2019年には「改名バーガーズ」キャンペーンで「かるびマック 改め 乗(じょう)かるび」として登場しました。
……よく考えると、去年のキャンペーンでは「乗かるび」に改名するとうたっていましたが、シレッともとの「かるびマック」の名で販売されていますね。まあ、文句を言うわけではないのですが。
「かるびマック」はビーフパティの上に、あろうことか「かるび」(ビーフ)をさらにのせたビーフonビーフのバーガー。さらに、焼肉のような甘辛いタレで食欲を掻き立てるガッツリな仕上がり。
新商品の「マイティビーフ オリジナル」、「スモーキーバーベキュー」も気になりつつも、まずは復活を楽しみにしていた「かるびマック」を買ってきました。
実は、去年あたりから「かるびマック」でやってみたいことがありまして。「かるびマック」のちょい足しアレンジです。トライしてみますね!
「かるびマック」にキムチをプラスしてみた!
「かるびマック」は単品420円、バリューセット720円。肉がダブルでのっていてボリューム感があるだけにマクドナルドの商品としては高級なライン。
ただ、キャンペーンの他のバーガー「マイティビーフ オリジナル」「スモーキーバーベキュー」は単品490円なので、キャンペーンで言うと安いほう。いったいこういう価格って何を基準に決めているのでしょうかね。純粋に原価から算出しているのでしょうか。
じゃじゃ~ん。
「かるびマック」にこれを足したいのです。
キムチ!
家にあったキムチをプラス。東海漬物のキムチ50gが小分けになった「プチこくうま」です。
焼肉風の味付けのお肉はキムチ合うはず!
「かるびマック」のタレはマクドナルドの公式の商品説明では「ピリ辛」とうたっているのですが、甘味が強いため辛いもの好きな私にとってはほとんど刺激を感じず、せっかくだったら「もっと辛みを足したい!」という衝動に駆られたのです。
パティは定番のゴマつきバンズ。
バンズをはずしてみるとこんな感じ。ビーフパティの上にかるびがのっています。肉on肉。2種のビーフはここでミートした。
細かくクシュクシュにスライスされた薄切りのお肉にたっぷりタレが絡んでいます。
焼肉で言うカルビとはバラ肉を指すことが多いですが、マクドナルドの製品だと「かるび」(ビーフ)とうたっており、おそらく厳密に部位がどこであるかは議論すべきではないのでしょう。
パティの下にはトロリと溢れるスイートレモンソース。マヨネーズに似ていますが、レモンの柑橘の酸味も感じられるソースなのですよね。
お肉の上にキムチをのせていきます。
東海漬物のキムチは50gの小分け全部のせるくらいでちょうどよかったです。
この状態でバンズでサンド。いただきまーす! ヒパヒパ―!
わお! ひと口かじってニンマリ。キムチトッピング、正解ですよ。
キムチのシャキシャキ食感と唐辛子の辛みが醤油ベースの甘じょっぱいタレが絡んだ「かるびマック」に合う!
やはり、焼肉系のソースのような味とキムチの相性は抜群。甘×辛のおいしいコントラストで、舌が喜んでいます。
単純にカルビとキムチと組み合わせだったら、それこそ焼肉屋でやればと思うかもしれませんが、100%ビーフの旨みの強さや、ハンバーガーとしてのバランスも損なっていないのがポイント。
濃厚なタレの「かるび」とキムチを加えているのに、それでいて、ビーフパティはビーフパティでどっしりとした存在感があって、最終的にはパティの旨みとスイートレモンソースの余韻でまとめあげる、という仕上がり。それだけパティの風味がしっかりしているのでしょう。
マックにキムチトッピング!けっこうイケるのでは
「かるびマック」にキムチを挟んだらおいしかった!
製品として出来上がっているものに、わざわざ「キムチ」を足さないでもというご意見もあるかもしれません。そう、もちろんそのままの「かるびマック」も十分に肉肉しくておいしい。ただ、もし辛さやアクセントを足したかったら、試してみても悪くないアレンジ。家にキムチがあったらいかがでしょうか。
「かるびマック」とキムチの組み合わせはあまりにもぴったりとハマって、逆に驚いてしまいました。やはり醤油系の味付けだとキムチいけるのだろうな。ということは「てりやき」もキムチ合いそう。
一方で「フィレオフィッシュ」とか「ビッグマック」あたりにキムチを足したらどういうことになるのでしょうか。いたずら心も出てきて、試してみたくなりました。みなさんも、気になったらどうぞトライを。
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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