週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

はみ出るソーセージのホットドッグ、好きですか?

ローソン「グードッグ」×セブン「はみでたビッグフランク」大きめホットドッグ勝負!

2020年06月26日 11時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 こんにちは、アスキーのごはん担当ナベコです。

 事件です。最近、コンビニのホットドッグのソーセージ巨大化が進んでいます。

セブン-イレブン「はみでたビッグフランク(チリ)」(6月24日~)

 セブン-イレブンは「はみでたビッグフランク(チリ)」を6月24日から順次発売。北海道、沖縄など一部地域を除く全国で。税込321円。

 名前の通りソーセージがパンからはみ出した、ボリューム感を売りにしたホットドッグ。

 うおお、おいしそうですね。

 はみ出るほどのソーセージを使用したホットドッグというと、ローソンの「グードッグ」が売れ行き好調だそうで。

ローソンは「グードッグ」シリーズが好調

 ローソンは従来品よりソーセージを約4割増しにした「グードッグ」を今年2月からスタート。発売後2週間の実績は、実に「1秒に2個売れた」勢いだったそうな。

 5月12日から「グードッグ トマトオニオン/ミート&チーズ」の新味のラインナップで展開しています。

 ホットドッグって小さめな場合だと、1個だけじゃ物足りなくてコーンマヨパンとか他のも併せて買っちゃう、ということがありました。ですので、ソーセージの巨大化の傾向が見えてテンションが上がります。1個で満足させてもらえちゃう。

 セブンの「はみでたビッグフランク」とローソン「グードッグ」。値段にちょっと差があるのが気になりました。セブン税込321円。ローソン税込298円。

 はたしてそれぞれのホットドッグ、どう違うのでしょうか? 両方買ってきてザアッと比べてみましたよ。

セブンの「はみでたビッグフランク(チリ)」(税込321円)

 店舗に買いにいってちょっと拍子抜けしたのは、パッケージが通常サイズのホットドッグと同じくシンプルな透明タイプ。ローソンに比べたらそっけなささえあります。

 電子レンジ加熱要の商品です。500Wの場合は1分。

 気になるカロリーは449kcal。

ローソン「グードッグ トマトオニオン」(税込298円)

 ローソンの「グードッグ」は、味が「トマトオニオン」「ミート&チーズ」の2種あります。どちらにしようか迷いましたが、「ビッグフランク(チリ)」を意識して、ピリ辛系の「トマトオニオン」を買いました。

 「グードッグ」はパッケージが特徴的。ひとことで言うと派手!

 商品のビジュアルを入れ込んで中身をイメージしやすいようにしています。パッケージのサイズが大きく、売り場でも目に止まりやすい。

 売れ行き好調の商品だけあって、ローソンも気合を入れているのだな~と。そんなことも感じ取れました。

 こちらも電子レンジ加熱要。同じく500Wの場合は1分です。

 気になるカロリーは一食372kcal。カロリーだけの比較だとセブンが上で、ローソンのほうが低カロリー(トマトオニオンの場合)。

パッケージだとローソンの「グードッグ」がずいぶん大きく見える。

並べてみました!

 それぞれ温めてみました。

 パッケージに入った状態だと「グードッグ」がずいぶんと大きく見えていましたが、中身はそこまで差が顕著なわけではありません。

大まかには同じくらいのサイズ感

 両方ともソーセージが長くてパンからはみ出ている!

 どちらもおっきいことに間違いありませんが、よくよく見るとちょっとずつ差はありますね。

ソーセージ、ローソンのほうが長い?

 見た目で言うと、ローソンの「グードッグ」はソーセージが長くてやや細め。セブンの「はみでたビッグフランク」は長さではローソンに劣るけど、太さでは上のような? 実際どうでしょうか?

セブンのは太い!?

重量はセブン134g、ローソン158g

 重さや長さを調べてみましたよ!

 まずは重量。

 セブンの「はみでたビッグフランク(チリ)」は158g。

 ローソンの「グードッグ(トマトオニオン)」は134g。

 セブンの「はみでたビッグフランク」のほうが重いです。やはり値段が少し高いだけあってボリュームも上なんですね。また、セブンのほうが高カロリーという点に結び付きました。

ソーセージの長さはローソンが上

 気になるソーセージの長さは、

 セブンの「はみでたビッグフランク」は実測約19cm。

 ローソンの「グードッグ」は実測約22cm。

 約3cmの差がありました(あくまで記者による実測です。測り方によって差があるかもしれません)。

ソーセージの太さはセブンが上

 太さも測ってみましたよ。

左がセブン、右がローソン

 セブンの「はみでたビッグフランク」は直径約2.2mm。ローソンの「グードッグ」は直径約2mm。太さは「はみでたビッグフランク」のほうが上でした。

セブンはソーセージが主役、ローソンは全体のまとまりがいい

 長さや太さを測ってきたけど、そもそもソーセージの質からして違うようです。

 セブンの「はみでたビッグフランク」は燻した色が特徴で、まるでBBQで炙ったソーセージのような存在感。一方で、ローソンの「グードッグ」は色味が薄く、いかにもホットドッグ用のソーセージという雰囲気をかもし出しています(このニュアンスで伝わるでしょうか……)。

 食べなきゃわからない! 両方いただきまーす!

お肉がおいしいセブンの「はみでたビッグフランク」

 セブンの「はみでたビッグフランク」は、やはりソーセージがおいしい。肉の旨味がしっかりあるソーセージは最初の一口というよりかは噛むほどに旨味が増してきます。

 まさにソーセージを味わうために食べるホットドッグ。ソーセージがふっといので、一口ごと口を大きく開けて、ソーセージをふがふがして食べ進めました。

 味付けの具材はチリコンカンのよう。チリ系のスパイシーさもあるけど、どちらかというと豆の優しい味が主体で、想像していたより上品にまとめあげています。

ソーセージは皮が「プツン」とする系

 ローソンの「グードッグ」のソーセージは、皮がプチっと歯ごたえがあります。これ、人によっては皮が残ると感じるかもしれません。汁気も多く、塩味が強いソーセージ。

 なるほど、私にとって「グードッグ」のソーセージは親しみのある味。食卓によく登場する、比較的にお手頃なソーセージのそれです。

 セブンに比べるとソーセージ自体はやや単調ですが、塩気がしっかりあるため、具材やパンととても相性が良い! マスタード、ケチャップの定番の調味料もそそられる味付けで、ホットドッグを食べたい時にちゃんとホットドッグに出会えたという心地よさがありました。

軽食として食べるならローソン、ガツンとお肉の食べ応えを求めるならセブン、という選び方もあるかも

 そうですね。単純にソーセージだけ比べると、セブンのほうが良いお味。値段が高いだけあって、素材にこだわっているのでしょう。

 ただ、ホットドッグにした時のまとまりは、必ずしも値段どおりではありません。

 私は、セブンの「はみでたビッグフランク」は、おいしいけど味付けが少し余計だなと感じてしまいました。上質なソーセージなのでそのまま食べたい! という気持ちに。また、ソーセージが太くて、やや食べ進めづらい、というのもありました。口の大きさで感想が変わるかもですが。

 ローソンの「グードッグ」は、比べるとソーセージ自体はちょっと単調かもしれないけど、具材とのバランスが良いです。そこまで太すぎないので、食べづらくないのもメリット。

 個人的には、値段もお手軽なので大きめなホットドッグを食べたい時は、ローソンの「グードッグ」のほうが買いかな~とも。パッケージが派手で、また、崩れないように中敷きの紙が入っている点も、ちょっと高級感あります。

 なお、今回は「グードッグ オニオントマト」のみの感想で、「グードッグ ミート&チーズ」は食べていませんが、ソーセージ自体はシリーズで共通しています。

 みなさんもよかったら食べ比べしてみてください。

 今後もホットドッグのソーセージ巨大化現象は加速するかもしれませんね! 楽しみですね!

■関連サイト

ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事