ごきげんよう。アスキー編集部の渡辺です。
みなさんいろいろあると思います。世の中こうだし、天気も悪くて日が差し込まないとさらに気分がパッとしない、というのはありますが。が、必ず晴れの日はやってくる。
おいしいものを食べて元気を出そう!! ということで、今回は「ふわふわの泡立ち玉子かけご飯」を紹介。
使用するのは“玉子”だけ。
卵白の部分がふわふわなんです。そうです、卵白を泡立ててメレンゲのようにしてのせる、ちょっと技ありの玉子かけご飯。
タカラトミーアーツが2017年に、このふわふわ玉子かけご飯が作れるキット「究極のTKG」というクッキングトイを出して話題になったので、ご存じの方も多いでしょう。
見栄えするだけではなく、泡立てた卵白がふわふわ、卵黄は溶いてしまうより濃厚なので、いつもの玉子かけご飯とはちょっと違った食感、味わいが楽しめますよ。メレンゲにしている分ご飯が水分を吸わないのが特徴。べチャットした玉子かけご飯は最近ちょっとな~、という人も、新鮮な気持ちで楽しめると思います。
卵白を泡立てて玉子かけご飯へ
さて、やり方としては、
・玉子を卵黄と卵白をわける
・卵白を泡立てる
・卵黄と卵白をご飯にのせる
以上。簡単!
なのですが、お菓子作りをしたことある人はお察しのように、卵白を泡立てるのは電動泡立て器がないと時間がかかってちょっと大変です。
そこで、ネットで見かけた、電動泡立て器がなくても簡単に卵白を泡立てられる方法をいくつか試してみました。
泡立て方1・卵白を冷凍してから泡立てる
攪拌に使用するのはミニサイズの泡立て器。ふだんは味噌汁の味噌を混ぜる時に使っています。
玉子を割って、卵白だけを冷凍庫へ。30分くらい冷凍して少しかたまった状態のものをかき混ぜる。
・よかったところ
きめ細かい泡ができる
・そうじゃなかったところ
まあまあ泡立てに時間かかる(3分くらい)
30分前くらいから事前準備が必要
泡立て方2・卵白をレンジでちょっと加熱
500wの電子レンジで10秒程度、卵白を加熱。少し熱を持った状態でかき混ぜる。
・よかったところ
きめ細かい泡ができる
・そうじゃなかったところ
冷凍した場合と同じくらい泡立てに時間がかかる(3分くらい)
泡立ったあとに分離する
泡立て方3・網杓子でかき混ぜる
泡立て器ではなく、しゃぶしゃぶのあく抜きに使う、あの「網杓子」でかき混ぜる。
・よかったところ
他のやり方より泡立て時間が短くいけた(2分くらい)
・そうじゃなかったところ
他のものより泡がゆるめ
凍らしてから混ぜると良い泡ができる
網杓子もけっこうイケる
以上、ざっと3つの方法を試してみました。
自分なりに、一番きめ細かく、泡立ちのもちがよく仕上がったと思ったのは「冷凍してから泡立てる」というやり方でした。ただ、事前に卵白を凍らしておく必要があるため、食事する時になって「あ、今玉子かけご飯が食べたい」という気分の時にはトライができません。事前準備が必要な点がネック。
予想以上に“いいな”と思ったのは「網杓子でかき混ぜる」というやり方。泡質としてはゆるめになりましたが、一番手間がかからず、短時間でそれらしい泡ができました。
他にも工夫の仕方があるかもしれません。泡立てのやり方を研究する過程も含めて楽しめる、というのもいいではないですか!
みなさんも、エアリーな泡立ち玉子かけご飯を試してみてはいかがでしょう。見栄えもするし、卵白を育てるのにも入れ込めますよ。
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります