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大人向けを狙ったそうな

マクドナルド新バーガー「サムライマック」高級路線でおいしいけど…

2020年04月08日 17時45分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

マックの新バーガーが気になる!

 ごきげんよう、アスキー編集部のナベコです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 私はもともと、外に飲み行くのが日課でしたが、こんな状況なのでそうそうに飲みにいけない。ガガーン。それどころか会社にもいけない(編集部は全面リモートワークになりました)。なんとか仕事があるのはありがたいことです。

 家でPCに向かっているのが基本スタイルです。ただ、同じところに座っていてもメリハリがなくダレてきちゃいます。食事くらいは気分転換をしたいですよね。

2種のサムライマックが登場。

 というわけで、マクドナルドが本日4月8日に発売した、新バーガー「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」を買ってきました。

「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ/ベーコントマト肉厚ビーフ」が登場

サムライマック(ベーコントマトのほう)買ってきました!

天気がよくて気持ちいい。チューリップは幸せそうに咲いていますね。

 こちらは「サムライマック」と銘打つ新シリーズで、もう一品の「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」とあわせて2種類あります。

サムライマック「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」単品490円(税込)

 単品490円(税込)と、マックのバーガーとしてはお高い。夜のみやっている“倍バーガー”を除くと「グラン クラブハウス」と並んで一番高価です。

 マクドナルドで約500円のハンバーガーを買うのに心拍数が上がる気になるのは私だけでしょうか。外出自粛でガマンしていることもあるし、ちょっとリッチに。たまにはいいですよね。

サムライマックが2種ある中、今回選んだのは野菜のフレッシュ感も楽しめる「ベーコントマト肉厚ビーフ」。

 サムライマックは“大人も満足する和の味わいと肉厚のボリューム感”を狙った商品だそう。特徴として「炙り醤油風のソース」と和のテイストが味の決め手。

ずっしりした重量感。包装紙付きで206gでした。気になるカロリーは「ベーコントマト肉厚ビーフ」は471kcal(「ダブル肉厚ビーフ」は625kcal)。

 “サムライ”ときいて、テリヤキのことかと思いました。実際、タイのマクドナルドではテリヤキマックバーガーのことをサムライバーガーと呼んでいるよう。日本国内向けの商品にあらためて“サムライ”とつけるには、名前負けしちゃいけないし、そうとう自信をもって打ち出したのだろうな、なんて想像しちゃいます。

炙り醤油風ソースが決め手の「ベーコントマト肉厚ビーフ」の味は?

見た目はふつうのハンバーガー。

 見た目は、パティにベーコン、レタス、トマトとよくあるハンバーガーの組み合わせ。マクドナルドのメニューでいうと「グラン クラブハウス」に近いです。見た目としては“和”の感じは特にないですよね。ふつうのハンバーガーです。

けしの実付きバンズです。プチプチした食感があるのと、香ばしさが特徴。

 あえて、特徴的なところをあげるなら、バンズが“けしの実”付きということ。あんぱんの生地などに使用されるけしの実です。マックでけしの実付きバンズは珍しい。

「ベーコントマト肉厚ビーフ」のほうはトマト、レタスなども入っているので、彩り爽やかです。

バンズと野菜をはずしてみました。ベーコン2枚。ホワイトチェダーチーズがパティの下に入っています。

 いただきます!

 お肉のうま味がガツンと。100%ビーフのパティなので、見た目よりもじゅわっとジューシーです。

 さすが高価格帯バーガー、“肉”が食べ応えあっておいしい~!

肉厚です。おいしいものを食べていると生きている心地がします。ありがとう。

 炙り醤油風ソースは、同じく醤油系でも“てりやき”とはかなり違います。甘いけどサラサラしているんですよ。ステーキに使う玉ねぎ入りの醤油ソースあるじゃないですか。そんな感じだなと思いました(ニンニク系ではないですが)。

 あと、テリヤキバーガーの印象とは、マヨが入ってないから、ずいぶんと違う。

 パティ、香ばしいベーコンが、醤油ソースがつなぎになることで、バンズと一体に。トマト、レタスのシャキシャキ感も活きています。さりげなく挟まれたチーズが、全体的に奥行きを加えている、というのもいい。

なるほどこう来たか! マックの雰囲気を覆す上品系バーガー

トロリとしている部分が炙り醤油風ソース。

 醤油風のソースはやはり間違いないですね。

 とても、おいしかったです。

 ……ただ、まるでマクドナルドじゃなかったような。

 なんというか、マックの魅力は一転突破のような強烈な味付けとバランス感だと思っていました。一方で、今回のサムライマックは醤油ソースが控えめで、素材の引き立て役になっていました。パティや野菜のそのものの味が活かされていて、繊細なおいしさ。上品ささえ、かもされていました。

 つまりは、レベルが高いおいしさゆえ、ちょっと拍子抜けしちゃうくらい。いい意味で、です。マクドナルドが確実に進化している。不安なニュースもある最近ですが、定番チェーンがこうやって“おいしさ”を高めていると素直にうれしい。

自宅作業の合間にマックを食べるのが癒し。

 マクドナルドが“大人も満足する”味わいとしてだしてきたサムライマック。ちょっと高級めなハンバーガーを食べたい時にどうぞ。私は今度、お肉2枚の「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」を食べてみよう! しっかり食べ応えがあるので、夜ご飯としてビールと一緒に食べるのもよさげ~。

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ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

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