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米疾病対策センターのガイダンスを提供

Apple、新型コロナウイルス対策情報を提供するアプリとウェブサイトを公開

2020年03月30日 16時15分更新

 米Appleは3月27日、新型コロナウイルスCOVID-19の流行を受け、CDC(米疾病対策センター)のガイダンスに基づいた対策アプリおよびウェブサイトを公開した(英語版のみ)。

 感染症拡大のなかで最新情報を入手し、適切な対策をとるためのコンテンツを掲載している。いくつかの質問に答えることで、検査の必要性や病院への連絡といったアドバイスが受けられる自己診断ツール「COVID-19 Screening Tool」も用意。また、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)や自己隔離の方法、手洗いや注意事項といった情報、Q&Aなどのコンテンツが用意される。

 

 なお、Appleでは個人向けガイドとして提供されるもので、病院、州や地方の保健当局からのガイダンスに代わるものはないとしている。

 また、AppleではSiriによる口頭での質問でもCDCのガイダンスに基づいた各種情報が得られるようにしているほか、App Storeにおいては遠隔医療に関するアプリを厳選したコーナー「Connect With a Telehealth Provider」を公開。さらに米国中の一部の国際空港に着陸する旅行者に対しては、CDCガイダンスに基づいて家にいることを注意喚起するiPhone通知を発信しているという。

 
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