ドラファン開発通信：インディーゲームを盛り上げたい！そんなトイディアの思いとは

2015年05月11日 19時30分更新

　みなさんこんにちは！ドラゴンファング（以下、ドラファン）の開発総責任者の松田です。

　東京インディーフェス2015も無事終わりまして、ホッとしています。日本のインディーの情報発信を目指して秋葉原から世界へ発信できたと思います！初めての開催となりましたが、海外からの参加者も多く非常に良いイベントでした。
　ゲームのジャンルは様々であるべき。インディーと呼ばれるジャンルも、もっと盛り上がって多様性を増やしていきたい、そんなふうに感じることができました。

　開催しながらトイディアスタッフがある事に気がつきました。
「こういうリアルイベントで会場に来て下さったお客さんと『友ガチャ』をやったらおもしろいよね！」
　その場の開発スタッフとお客さんが友ガチャ。お客さんがおみやげをもって帰れる仕組みとして良さそうですね。今回の東京インディーフェスでも、何人かの“竜者さん”と友ガチャをできて、こういうの凄く楽しいなぁと思いました。また、今年の東京ゲームショーも出展申し込みしました。受かって出展のあかつきには、トイディアブースで皆さんと友ガチャさせて下さいね！

　さて、今回は終わったばかりの東京インディーフェスについてお話しさせて下さい。

■秋葉原から世界へ！日本インディーの活性化を目指して

　初の東京インディーフェスは無事に終幕しました。かなり国際色が豊かで、グローバルなイベントというのが率直な感想です。インディーというのは海外では物凄く認知度のあるジャンルなのですが、日本では相変わらず今ひとつ盛り上がりに欠けている現状があります。物凄く簡素に書くと、“同人→インディー→ゲーム企業”みたいな感じなのですが、それぞれのレイヤーで“得意なこと”、“そこでしかできないこと”が明確です。同人はもう日本での認知度、成功事例としては不動の物があります。ゲーム企業のビジネスも、すっかり日本経済で認知を得ています。ただ、インディーだけは盛り上がっていません。これは世界でも日本だけ異様なほど、取り残されている状況があります。
　しかし、ほかの全てのジャンルや手法の完成度が高まり、成長が煮詰まると袋小路に陥ります。インディーはこれから伸びるしかないジャンルです。また、どれだけ日本の国内がガラパゴス化していても。海外からの熱量によって、影響から逃れることはできなくなります。（日本は島国なので、本当にこのパターンが多いのですが）

　流行やムーブメントというものは、かならず誰かが生み出しています。必ず最初に始める人達がいて、その人達の種まきが芽吹いていくものです。東京インディーフェスは、まさにそんな種まきのイベントでした。どれだけ国内で認知度が低くてもそこに賭けて勝負しているクリエイターたちがいます。インディーでしかできないメリットやモノづくりで勝負している人たちです。そういった温度感の熱い人たちが、古今東西から集まりました。

　トイディアもそういった群れの中の一翼を担っている自負があります。インディーというジャンルでしかできない輝きと楽しさ。そういうものを自分たちでカテゴリーとして育てていく。真剣勝負であると同時に、育成ゲームのような楽しさがあります。
　
　今回、ブース出展や登壇などして同じインディークリエイター同士での横の連携や切磋琢磨がより強くなりました。また、海外のクリエイターや、グローバルなゲームづくりの温度感を感じました。私の古巣である、マイクロソフトなども非常に意欲的に参加していました。それぞれが、それぞれの戦略で動いてるという感じも凄くおもしろいんですよ。
　みなさんも是非、雑誌やWebのニュースで『インディー』という単語を見かけたら、気にかけてみてください。もっと知っていただきたいですし、おもしろいものだと感じて頂けると思います。

■ゲーム戦国時代突入!?

　今年の夏には、中国のゲームが日本に大量に流れこんで来るでしょう。日本の市場やアニメ文化を研究し尽くした、恐ろしいライバル達です。そういう存在を知り、知った上で自分たちのゲームづくりを貫く。まさにゲーム戦国時代。しかも『ゲーム開発の野望・日本版』から『ゲーム開発の野望・世界版』へ。トイディアのドラゴンファング開発も、ますます待ったなし！日々、努力あるのみです。

　今回は、ドラファンの中身と関係なくてすみません。新機能の開発は絶賛進めていますが、もう少し形になってから記事にさせて下さい。

　次回は新イベントの内容紹介か、新機能の紹介の予定です。どうぞお楽しみに！

『ドラゴンファング』
●TOYDEA
●基本プレイ無料
●対応OS iOS6.0以上/Android4.0以上

App Storeでダウンロード