ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アスの好評連載『中の人特捜部』──今回は、"手動で動かす"自動販売機を設置している珍スポットとしてネットで有名な『立石バーガー』(東京都葛飾区)を直撃!
営業中かどうかがとても怪しい店構え
珍スポットとしてネットでもウワサの『立石バーガー』。さっそく現地で店の前に立つと、その店構えはかなり年季の入っているようす。営業中なのかどうかも疑いたくなるような外観だ。
店内に入る前に、ネットでもウワサの販売機を確認。入り口横に“立石バーガー自動販売機?”と書かれており、すぐ上にコインの投入口がある。パッと見は、かなり怪しい。一抹の不安を感じながら、100円を投入してみると、少し間をおいて立石バーガーが取り出し口に落ちてくる。
ちゃんと立石バーガーが出てきたことにちょっと感動(笑)。購入した立石バーガーを手に店内へ入ると、店長の濱野敏晴さんが厨房で調理の真っ最中だった。
今週の捜査対象
『立石バーガー』店長
濱野 敏晴さん
浅草で約15年間、飲食店を経営していたが、16年前に現在の場所に移転。当初は定食店だったが「ハンバーガーなら世界中どこでも商売ができる」と言う理由でハンバーガー店にくら替えした。
名物、手動販売機をはじめユニークな『立石バーガー』
中の人が動かす"手動"販売機
↑販売機に料金が投入されると、濱野さんが釣り糸を引っ張って販売機を操作。なお、釣り糸は店内に張り巡らせてあり、3ヵ所に分岐。そのどこからでも操作できる。
↑販売機の裏側。釣り糸を引っ張ると棚が傾き、立石バーガーが落下する仕組み。1回ごとに補充する必要がある。
↑お金を投入して、ちょっと待っていると立石バーガーが取り出し口に落下してくる。いまどき100円と超激安。
王道から変わり種まで全8種類
●立石バーガー 100円
↑バンズは下側がサクサクしており、牛肉のパテはジューシーかつ肉の食感も楽しめる。
●オニオン立石バーガー 100円
↑アメ色になるまで炒めたオニオンのせバーガー。「100円レシピを考えるのは難しい」と濱野さん。
●ロイヤル立石バーガー 300円
↑牛肉の量は3倍、トマト、レタス、オニオン、ベーコンも使用。大手にも劣らない味だ。
バンズに至るまで手づくりにこだわる
↑「市販のものだと割高になるし、なによりおいしくないじゃないですか」とこだわりを見せる濱野さん。なんとバンズも手づくりだ。
↑焼きあがったバンズ。手づくりだけに、カタチが1個1個、微妙に違う。ちょっと小ぶりなサイズだが、モチモチした食感でウマしい。
週刊アスキーで全部読めます!
2015年2月24日発売の週刊アスキー3/10-号(No.1018)では、ウワサの“手動販売機”を導入したワケと弱点、濱野さんのサービス精神、次なるアイデアとは?──などのエピソードを紹介しています。
●関連サイト
立石バーガー
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