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Ingress:スキャナーを見ずに歩く、Ingressのもうひとつの楽しみ方

2014年12月30日 15時00分更新

 どうも。エージェント・ムラリンです。

 Ingressを始めると、どこに行ってもスキャナーとにらめっこしながら移動、というのが当たり前になりますが、今回はスキャナーを見ずにIngressを楽しむ遊び方をご紹介。

ポータルは肉眼でも見える

 とはいえ、まったくスキャナーを見ない、というわけではありません。普段からスキャナーとにらめっこしているエージェントたちは、スキャナーの中になにを探しているのか?答えはポータルです。スキャナーを通して、実際には目に見えていない、XMを噴出させているポータルを探しているわけです。でも、実はポータルは肉眼でも見えるんです。

 あれ?オカルトの話?と誤解する人がいると困りますが、そういう話でもありません。

 例えば、まったく見知らぬ土地に電車で行って、見知らぬ駅に降り立ったとします。その駅前はロータリーになっていて、真ん中に噴水がありました。そのとき、あなたは、例えスキャナーを見ていなくても、「これはポータルだな」と直感的に思うはずです。

 これまで多くのポータルをハックして、攻撃して、キャプチャーしてきたエージェントなら、一目見ただけでこれはポータルだよね、とわかるようになっているわけです。試しにスキャナーを覗いてみれば、案の定それはポータルでした、となるはずです。

 「なーんだ、そんなことかよ」と、思う人もいるでしょう。ではこんなケースではどうでしょう?見知らぬ街に降り立って、駅前に噴水がありました。「これはポータルだな」と思ったあなたは早速スキャナーを開きます。ところが……!実はその噴水はポータルではありませんでした。「えっ?そんな馬鹿な……」と、思いますよね。ですが、ここでその噴水を諦めて、別のポータルを探しに行くだけでは、一人前のエージェントとは言えません。これはチャンスなのです。デキるエージェントは、そこで次のようなアクションを取ります。

 その噴水の前で、おもむろに自分の今いる位置をスキャナーで長押し。そこで現れたメニューから、右にスワイプ!

Ingress:スキャナーを見ずに歩く、Ingressのもうひとつの楽しみ方
↑近くにもポータルがあるけど、ここは本来何もないところ。ここで画面を長押しして現れるメニューで、右にスワイプ!

 画面の長押しメニューの右側にあるのは[NEW PORTAL]というメニュー。そう、これは新しいポータルを申請するチャンスなのです!
 [NEW PORTAL]を選択すると、自動的にカメラが起動します。そこで目の前の噴水の写真を撮ったら、右下の[写真を使用」をタップ。すると、こんな画面が現われます。

Ingress:スキャナーを見ずに歩く、Ingressのもうひとつの楽しみ方
↑上手く取れなかったら、[再撮影]を押してもう一度撮影!
Ingress:スキャナーを見ずに歩く、Ingressのもうひとつの楽しみ方
↑[写真を使用]を選択すると、この新しいポータルに名前を付けられます!

 ここでは[NAME:」欄だけを埋めればOK。[DESCRIPTION:]は、そのポータルの説明ですが、これは後から誰でも申請することができます。というわけで、ポータルの名前だけ入力したら、左下の[SEND]ボタンをタップ。

 すると、すぐに新たなポータルの申請を受け付けた旨を知らせるメールが届きます。

Ingress:スキャナーを見ずに歩く、Ingressのもうひとつの楽しみ方
↑ポータル申請受理のお知らせ。

 これで、うまくすれば、何日か、あるいは何カ月後には晴れてこの噴水はポータルになります。

 ね?あなたにも肉眼でポータルが見えたでしょ?あなたがポータルだ!と思ったものは、「違った!」と思っても、実はポータルなんです。「そんなの詭弁だ!」という人がいるかもしれません。そう、これは詭弁です(笑)。
 でも、ちょっと考えてみてください。毎日スキャナーをのぞき込んで、街を歩いているあなた。目の前のポータルをハックしたら、次のポータルまで、そそくさと早足で歩いて行ってませんか?Ingressを始めてすぐの頃は、「こんなところにお地蔵さんが!」とか「こんなものまでポータルに!」といった驚きや発見が多くあったはずです。でも、しばらくIngressをプレイしていると、いつの間にかポータルはスキャナーの中にしかないもの、と思うようになってしまいます。でも、あなたが早足で通り過ぎるその道の途中に、あなたの知らない、ほかのエージェントさえ知らないポータルが、密かに見つけてくれるのを待ってるかもしれません。

 Ingressのコンセプトの大きな柱の一つは”発見”です。たまにはスキャナーから顔を上げて、いつもの道を、周囲に目を配りながら歩いてみると、また違った楽しさが発見できるかもしれませんよ!

 

 

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