どうも。エージェント・ムラリンです。
Ingressを始めると、どこに行ってもスキャナーとにらめっこしながら移動、というのが当たり前になりますが、今回はスキャナーを見ずにIngressを楽しむ遊び方をご紹介。
ポータルは肉眼でも見える
とはいえ、まったくスキャナーを見ない、というわけではありません。普段からスキャナーとにらめっこしているエージェントたちは、スキャナーの中になにを探しているのか?答えはポータルです。スキャナーを通して、実際には目に見えていない、XMを噴出させているポータルを探しているわけです。でも、実はポータルは肉眼でも見えるんです。
あれ?オカルトの話?と誤解する人がいると困りますが、そういう話でもありません。
例えば、まったく見知らぬ土地に電車で行って、見知らぬ駅に降り立ったとします。その駅前はロータリーになっていて、真ん中に噴水がありました。そのとき、あなたは、例えスキャナーを見ていなくても、「これはポータルだな」と直感的に思うはずです。
これまで多くのポータルをハックして、攻撃して、キャプチャーしてきたエージェントなら、一目見ただけでこれはポータルだよね、とわかるようになっているわけです。試しにスキャナーを覗いてみれば、案の定それはポータルでした、となるはずです。
「なーんだ、そんなことかよ」と、思う人もいるでしょう。ではこんなケースではどうでしょう?見知らぬ街に降り立って、駅前に噴水がありました。「これはポータルだな」と思ったあなたは早速スキャナーを開きます。ところが……!実はその噴水はポータルではありませんでした。「えっ?そんな馬鹿な……」と、思いますよね。ですが、ここでその噴水を諦めて、別のポータルを探しに行くだけでは、一人前のエージェントとは言えません。これはチャンスなのです。デキるエージェントは、そこで次のようなアクションを取ります。
その噴水の前で、おもむろに自分の今いる位置をスキャナーで長押し。そこで現れたメニューから、右にスワイプ!
↑近くにもポータルがあるけど、ここは本来何もないところ。ここで画面を長押しして現れるメニューで、右にスワイプ! |
画面の長押しメニューの右側にあるのは[NEW PORTAL]というメニュー。そう、これは新しいポータルを申請するチャンスなのです!
[NEW PORTAL]を選択すると、自動的にカメラが起動します。そこで目の前の噴水の写真を撮ったら、右下の[写真を使用」をタップ。すると、こんな画面が現われます。
↑上手く取れなかったら、[再撮影]を押してもう一度撮影! |
↑[写真を使用]を選択すると、この新しいポータルに名前を付けられます! |
ここでは[NAME:」欄だけを埋めればOK。[DESCRIPTION:]は、そのポータルの説明ですが、これは後から誰でも申請することができます。というわけで、ポータルの名前だけ入力したら、左下の[SEND]ボタンをタップ。
すると、すぐに新たなポータルの申請を受け付けた旨を知らせるメールが届きます。
↑ポータル申請受理のお知らせ。 |
これで、うまくすれば、何日か、あるいは何カ月後には晴れてこの噴水はポータルになります。
ね?あなたにも肉眼でポータルが見えたでしょ?あなたがポータルだ!と思ったものは、「違った!」と思っても、実はポータルなんです。「そんなの詭弁だ!」という人がいるかもしれません。そう、これは詭弁です(笑)。
でも、ちょっと考えてみてください。毎日スキャナーをのぞき込んで、街を歩いているあなた。目の前のポータルをハックしたら、次のポータルまで、そそくさと早足で歩いて行ってませんか?Ingressを始めてすぐの頃は、「こんなところにお地蔵さんが!」とか「こんなものまでポータルに!」といった驚きや発見が多くあったはずです。でも、しばらくIngressをプレイしていると、いつの間にかポータルはスキャナーの中にしかないもの、と思うようになってしまいます。でも、あなたが早足で通り過ぎるその道の途中に、あなたの知らない、ほかのエージェントさえ知らないポータルが、密かに見つけてくれるのを待ってるかもしれません。
Ingressのコンセプトの大きな柱の一つは”発見”です。たまにはスキャナーから顔を上げて、いつもの道を、周囲に目を配りながら歩いてみると、また違った楽しさが発見できるかもしれませんよ!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります