週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Ingress:日本が突如”緑の三角形”に包まれた!その時いったい何が起こった?

2014年12月13日 18時45分更新

 12月13日に行なわれた『Ingress』の公式イベント『Darsana(ダルサナ)』。週アス編集部でもこのイベントに参加しつつ、取材をした。

 本イベントは、特定の時間にポータルを確保していた陣営にポイントが入り、最終的な結果によって今後のIngressのストーリーが変化するという重要な位置づけ。
 
 問題の事件が起きたのは、本イベント中、4回行なわれたうちの初戦となる14時過ぎだ。

Ingress:Darsana

 週アス編集部は麻布十番近くのポータルを狙いひたすら攻撃と確保を繰り返していた。もともと緑色のEnlightenedは、青色のResistanceに比べて世界的にみても劣勢で、苦戦していた。

 青陣営に押されているところ、突如画面一面が緑色に染まった!

Ingress:Darsana

 はじめは5000人以上集まる見込みのイベントだったため、負荷によるバグか何かかと疑った。しかし実際は、Enlightened陣営による世界規模の作戦が行なわれていたのだ。

Ingress:Darsana
↑公式ツール『IntelMap』で確認した。

 なんと北海道と中国、グアムを結ぶ超巨大なCF(コントロールフィールド)が形成されていた。これにより、本イベントで得られるポイントを増やせるCFの形成やボーナスを相手に与えることなく(CF内でCFをつくることができない)、少しでも有利にゲームを進める作戦だった。

 Enlightened陣営の主力チームによると、事前にこの作戦は共有されていたが極秘裏に進められていたとのこと。さすが東京を中心に世界中で行われているイベントだけに、力の入れ方がすさまじい。

 海外からも、わざわざこのイベントのために東京に来たユーザーが多数いたようだ。この作戦について、反対勢力のResistanceのメンバーに聞いてみたところ「尊敬する」と驚嘆していた。

Ingress:Darsana
↑香港(左)、オランダ(右)からと、世界各地から集まっていた。

 なお、第4戦目となる17時の試合が終了したあと、この巨大なCFは消滅した。定かではないが、自ら壊したのではないか、このイベントのためだけにつくったのではないか、と思わせる素晴らしい作戦だった。

※追記
 17時頃にこのCFが消滅したのは、なんとResistance陣営のプレイヤーが北海道の襟裳岬に駆けつけ、ポータルを奪還したかららしい。たった3時間程度のあいだに、通常では考えられないドラマを見せてくれたIngressというゲームと両陣営のプレイ。すべての参加者が大満足の素晴らしいイベントだった。

 イベントの模様は追ってお伝えします。

Ingress エージェント専用モバイルバッテリー cheero Ingress Power Cube 12000mAhをアスキーストアで購入
アスキーストアで購入

●関連サイト
『INGRESS EVENTS』公式サイト

App Storeでダウンロード
AppStore アプリをダウンロード

Google Playでダウンロード
Google Playアプリダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります