12月13日に東京を中心に行なわれた世界的イベント“Darsana”も大成功に終わった、リアル陣取りゲーム『Ingress』に、新たな要素が加わることが発表されました。
■3つの新Medal
ポータルをハックした数や相手陣営のレゾネーターを破壊した数など、特定の行動が一定数を超えると得られる実績メダル(Achievement Medal)に、新たな項目が追加されます。
・Trekkerメダル 移動した距離
ゲームをしているだけで歩くことが増えた、とウォーキングの目的としても注目されているIngressだけに、歩けば歩くほど高ランクのメダルが得られるようになれば、達成感が増しますね。
ちなみに、ジョン・ハンケ氏にインタビューした際に、作成中のTrekkerメダルのデザインを見せていただいたところ、バックパックが“青色”でした。それを見たEnlightened(緑)でプレイしているハンケ氏は、「紫に変えないと!デザインチームはResistance(青)が多いからなあ(笑)。今見といてよかったよ」とおっしゃっていました。
・Spec Opsメダル 達成したミッションの数
「特定の10ポータルを30分以内に回ってキャプチャーしろ」といった、スタンプラリー的なゲームが楽しめる“Mission”を一定数達成すると得られるもの。これまであまりMissionにチャレンジしてない人も、これを機会にトライしてみましょう。
・Engineerメダル ポータルにインストールしたMODの数
レゾネーターをDeployした数はすでに実績メダルとしてありますが、そのMOD版です。自陣営のポータルが受けるダメージ軽減できる“シールド(Shield)”や、再ハック可能になるまでの冷却時間を短縮できる“ヒートシンク(Heat Sink)”など、ポータルにMODを一定数設置すると得られます。これまで、MODは高レベルエージェント同士の戦いなどではよく使われていたものの、レベルが低いうちはメリットを感じにくかったのでしたが、これからはどんどん使っていきたいですね。
エージェントのレベルについて、Lv8まではとにかくゲームしまくって経験値を入手すればレベルアップするのですが、Lv9 以上になるためには、“銅/銀/金/プラチナ/ブラック”とランクがある実績メダルを特定数もっていなければなりません。メダルの種類が増えたということは達成するチャンスも増えるため、メダルの追加はどんなユーザーにも嬉しいのではないでしょうか。
■Intel Mapの新要素
広範囲のエリアの状況がわかるIngress Intel Mapにも新機能が追加されます。
・Regional Scoring機能 リージョンごとの情報確認
Ingressでは世界中を細かいセルでわけてリージョンを定めていますが、リージョンごとのトッププレイヤーや、陣営の現在の勢力図などの詳細がIntel Map上でも確認できるようになります。画像を見る限りではアプリ内ですでに確認できる情報のようですが、実装後確認してみたいと思います。
・Link Planning機能 Linkが繋げられるかどうかがわかる
ポータルを確保し、ポータル間をリンクしてコントロールフィールド(CF)をつくり、次陣営のエリアを拡大していくゲームですが、リンクを張ろうとしている2点の間に、別のリンクが横切っていたりすると張ることができません。今回の機能で、Intel Map上で試すことができ、張れるか否かがわかるようになります。
出かける前に「今日はココとココをつなげてみよう。そのためにはこの敵のポータルを壊してリンクを途切れさせないとな」と計画をたてる、といった使い方ができるかもしれません。Darsanaイベントで実行された衝撃の作戦(Ingress:日本が突如”緑の三角形”に包まれた!その時いったい何が起こった?)のような、大規模なCF作成にも有用でしょう。
Darsanaイベントは今後のゲーム内ストーリーの方向性が決まりました。ハンケ氏のインタビューでも、ローカライズなど、アプリの改善や機能の追加も予定されているようです。どんどんおもしろくなるIngressに今後も期待です!
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●関連サイト
・『INGRESS EVENTS』公式サイト
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