話題になったソーシャルのニュースの中から、ライター田口が厳選してお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。今週は大晦日のタイムラインが、イェーガーで埋まるなど、ニュース全15本をダイジェストでお届け。1週間のウェブの主要ニュースをチェックして、今週をスタートしよう。
【1/9】
■全自動クラウド会計ソフトがさらに便利に!
個人、小規模事業者向けのクラウド会計サービス“freee”が、青色と白色申告の不動産所得用の決算書に対応した。これにより、貸家や貸地などを営む個人事業主の申告が劇的に便利になる。また、2013年12月26日には従来別のソフトを使用する必要があった“支払調書”の作成機能も追加された。(関連サイト)
■アドレスを知らないGoogle+ユーザーに対してメール送信可能に
GoogleはGoogle+ユーザーに対し、メールアドレスを知らなくてもGメールからメールできる機能を追加すると発表。ちなみにこの機能はデフォルトでオンにされるので、拒否したい場合は設定を変更する必要がある。(関連サイト)
■Facebook、スポンサー記事を終了
Facebookは、友だちが“いいね!”した企業の広告をニュースフィードの右側に表示する“スポンサー記事(Sponsored Stories)”の提供を停止することを発表した。ただし、他の広告メニューは残されており、Facebookがユーザーのアクティビティーを広告に利用することをやめたわけではない。(関連サイト)
【1/10】
■大晦日のタイムラインが、イェーガーで埋まる
NECビッグローブの“ついっぷるトレンド”が発表したTwitterの話題度ランキングによると、2013年12月にもっともツイート数が多かったのは12月31日大晦日の1億2000万件。特にNHK紅白歌合戦でアニメ『進撃の巨人』のオープニングテーマ曲が流れた時の“イェーガー”というつぶやきは5分間で14万件にのぼった。(関連サイト)
■約8割の女性がソーシャルメディアの情報を元に商品購入経験あり
トレンダーズが運営する“SOCIAL GIRLS LAB.”による女性のソーシャルメディア利用をテーマにした意識調査によると、79%の人がソーシャルメディアで得た情報を元に商品の購入やサービス、施設の利用をしたことがあるとわかった。また、ソーシャルメディアの情報を購入の参考にしているジャンルには“アプリ”、“化粧品”、“洋服・雑貨”などが上位に入った。(関連サイト)
【1/13】
■Google、スマートホーム製品販売のNestを買収
Googleは、人工知能搭載サーモスタット『Nest Learning Thermostat』や、煙感知器『Nest Protect smoke』などスマートホーム製品の開発と販売で知られる米Nest Labsを32億ドルで買収すると発表した。Nest Labsは“iPodの父”と呼ばれる元Apple上級副社長のトニー・ファデル氏が創業した企業。Nestは引き続き独自ブランドで事業を継続するという。(関連サイト)
■Facebook、ソーシャルサービスのBranchを買収
Facebookは、Twitterアカウントを使ってテーマごとにユーザーを招待し、フォーラム形式でディスカッションができるサービス“Branch”や、ニュース要約サービス“Potluck”を提供する米Brunchを買収。詳細は発表されていないがサービスは継続し、同社のエンジニアはFacebook内であらたな会話に関するプロジェクトに携わる模様。(関連サイト)
■Twitter、デスクトップ版のデザインをスマホ版に近づける
Twitterはデスクトップ版のデザインを、ページ上部のナビゲーションバーを黒から白に変更するなどスマホアプリのルック&フィールをより反映したものに変更した。また左上のユーザープロフィールにヘッダーの画像が表示されるようになった。(関連サイト)
■YouTubeのコメント管理が便利に
Youtubeは動画の投稿者向けに、動画についたコメントを一覧表示し、削除やフラグ付け、スパム報告などの操作を一括して管理できる“コメント”機能をユーザーチャンネルのダッシュボードに実装した。公式ブログによると、インラインでのコメント返信機能など今後も継続的にアップデートされていくという。(関連サイト)
■2013年のモバイルアプリはメッセージアプリが躍進
米調査会社Flurryが発表した2013年モバイルアプリ利用レポートによると、モバイルアプリの利用は1年間で115%上昇しており、中でも『Snapchat』、『カカオトーク』、『WhatsApp』、『LINE』といったメッセージング、ソーシャルアプリがほかを圧倒する203%の伸びを見せていた。(関連サイト)
【1/14】
■Facebook、ニュースアプリをリリースか?
米ブログRe/codeは、Facebookが今月中に“Paper”と名付けられたClipboardのようなモバイル向けニュース閲覧アプリをリリースする準備を進めていると報じた。
■Twitter、新しいターゲティング広告を発表
Twitterは顧客のメールアドレスやユーザーIDを使ってプロモツイートの表示相手をターゲティングできるサービスを広告主に向けて発表した。このサービスを利用すれば、企業がメールアドレスを持つ優良顧客や、特定のワードでフィルタリングしたフォロワー数の多いユーザーのみにプロモツイートを表示できる。(関連サイト)
■Googleドライブ、共同編集中ドキュメントの編集履歴を表示
Googleは、Googleドライブに複数のユーザーが共有しているドキュメントの変更履歴を表示する“アクティビティストリーム”表示機能を加えたことをブログで発表、順次実装されるという。(関連サイト)
【1/15】
■モバイル版Google Chromeにデータ圧縮機能
Googleは、モバイル向けウェブブラウザー『Google Chrome』のアップデートを発表。ベータ版で採用してきたデータ圧縮機能を搭載、圧縮用プロキシサーバーや画像の変換などでデータ転送量を最大50%圧縮するという。この機能は“設定”メニューから、“帯域幅の管理”→“データ使用量を節約”をオンで利用できる。(関連サイト)
【1/16】
■Yahoo!ショッピングが7年ぶりにリニューアル
ヤフーは自社が運営するECサイト“Yahoo!ショッピング”を全面リニューアル。Yahoo! JAPAN IDでログインすることによって、おすすめ商品が個別にレコメンドされたり、利用可能ポイント、スタークラブランク、使えるクーポン、エントリー済みのポイントキャンペーンなどの情報が一覧表示されるようになる。(関連サイト)
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