先週話題になったソーシャルのニュースの中から厳選してお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。フォロワー以外からDM受信が可能に、LINEにディズニーゲームなど、ニュース全16本をダイジェストでお届け。先週1週間のウェブの主要ニュースをチェックして、今週をスタートしよう。
【10/8】
■米Yahoo! Mail、無料容量が1TBに
米Yahoo!の無料メールサービス“Yahoo! Mail”は、サービス開始16周年を記念して無料で使える容量を1TBにアップした。インターフェースもシンプルなものに変更され、添付ファイルのプレビューや、Flickrの写真をテーマとして使用できる機能なども追加された。また、これまで有料サービスでしか使えなかった使い捨てアカウントや、メッセージ転送機能なども無料版で利用できるようになった。(関連サイト)
【10/10】
■Twitter、DMによるニュース配信サービス開始
Twitterはフォローすると世界中の最新ニュースをDMしてくれる実験アカウント『Event Parrot(@eventparrot)』をスタートした。“Parrot”とはオウムの意味で、配信されるニュースはすべて他ニュースサイトの引用となっている模様。(関連サイト)
■Facebook、名前で検索制限を廃止
Facebookには昨年12月までプライバシー設定欄に“Who can look up your Timeline by name?(あなたのタイムラインを名前で検索できる人)”という項目があり、“友だち”や“友だちの友だち”以外にプロフィールを名前で検索できないようにすることができたが、この機能が完全に廃止された。今後知らない人に自分の情報を知られないようにするには、プロフィール項目の公開範囲をひとつずつ設定していくしかなくなる。(関連サイト)
■Twitter、Andoroid版アプリがタブレット対応
TwitterはAndroid版アプリの次期アップデートでタブレットに対応することを発表した。タブレットを横置きにすると、画面上にタイムラインや会話、トレンド、おすすめユーザーなどが一画面で表示され、タイムライン上のツイートを選んでタップすると右側にツイートが開き、添付された画像やビデオ、記事リンクのプレビューが表示される。また、プレビュー上の画像や動画をタップするとフルスクリーンモードで閲覧できる。タブレット対応アプリは、まずは米サムソンがリリースした『GALAXY Note 10.1-2014 Edition』にプリインストールされ、今月末までにはGoogle Playでダウンロード可能になる見込み。(関連サイト)
■Instagramアプリがアップデート
InstagramはiOS、Android版アプリをアップデート。動画の音声再生設定が変更された。具体的には動画の自動再生が有効になっている場合、ユーザー側のミュートスイッチが優先され、自動再生が無効になっている場合は音声も自動的にオフになる。またiOS版はすでに実装済みだが、Android版ではカメラで撮影した写真の傾きを自動修正する機能が追加された。(関連サイト)
■スタートトゥデイ、新サービス“WEAR”を発表
スタートトゥデイはファッションに特化した新サービス“WEAR”を10月31日に開始する。バーコードスキャンや、アイテム情報と連動したコーディネートレシピ提供、ショップスタッフの公式アカウント作成などの機能を備え、アパレルメーカーとユーザーのつながりを深めていくという。スタート時に参加するのはUNITED ARROWS、URBAN RESEARCH、、A BATHING APE®、TOPSHOP、snideなど約200ブランドで、今後さらに拡充の予定。(関連サイト、PDF)
【10/11】
■Google、ユーザーの写真を利用した広告開始か
Googleは同社の利用規約を11月11日に更新することを発表。“Google+”ユーザーのプロフィール名や写真、“+1”したコンテンツや、“Google Play”、“Googleマップ”などGoogleの他サービスに投稿したレビューなどが広告で利用されるようになることが明らかになった。ユーザーにはオプトアウトの手段が提供されるとされているが、Facebookと同様、プライバシーの観点からの反発が予想される。(関連サイト)
【10/14】
■Twitter、予約投稿機能を発表
米Twitterは、ツイートやプロモツイートを指定する日時(1年先まで)に自動投稿できる予約投稿機能を実装した。ただし利用できるのは広告アカウントを利用する広告主専用の“ads.twitter.com”のみ。今後一般ユーザーにこの機能が提供されるかどうかは明らかになっていない。(関連サイト)
【10/15】
■楽天、ポイントサービス“スマポ”を買収
楽天はスマホを利用した来店自動検知型の共通ポイントサービス“スマポ”を運営するスポットライト社を買収、完全子会社化すると発表した。2011年9月にサービス開始されたスマポはiOS、Android用アプリとして提供されており、ユーザーが加盟店に来店するだけでポイントが付与され、商品券や食事券に交換して加盟店で利用できる。現在アパレル、商業施設、百貨店、スーパーマーケットなどの小売店鋪を中心に、23都道府県の約700ヵ所で約90ブランドが加盟している。(関連サイト)
■電子メールで送金できるSquare Cash
モバイル機器によるカード決済サービスを提供するSquareは電子メールによる送金を可能にする無料サービス“Square Cash”を米国で開始した。利用するには通常のメールの宛先に送金先のアドレスを、“CC”に“cash@square.com”を入力、件名に金額を入力するだけ。送金はメールアドレスにひも付けたデビットカードで行なう。なお、1週間あたりの送金可能額は最大2500ドル。(関連サイト)
■KADOKAWAら学校向け電子図書館を設立準備
KADOKAWA、講談社、紀伊國屋書店は共同で、学校、公立図書館向けの電子ブック貸出サービスの本格的な事業化に向け、合弁会社“株式会社日本電子図書館サービス(略称:JDLS)”を設立した。資本金は3000万円、代表取締役社長にKADOKAWAの取締役山口貴氏が就任する。同社は電子ブック貸出サービスのフィジビリティスタディー(実現可能性調査)およびインフラ構築など設立準備を進めていく。(関連サイト、PDF)
■Twitter、フォローしていない人からのDM受信可能に
Twitterの一部アカウントで、フォローしていないユーザーからのDMを受信することが可能になった。有効にするには“設定>ユーザー情報>コンテンツ”に新しく追加された“メッセージ”の欄にある“全てのフォロワーからダイレクトメッセージを受信する”にチェックを入れるだけ。Twitterから、この件に関するアナウンスは現在のところ行なわれていない。
■iOS版Google Mapsで交通情報が便利に
GoogleはiOS版の『Google Maps』をアップデートした。経路検索でルート選択画面に縮小されたマップが表示され、交通情報等のデータからルートを選択しやすくなったほか、サイドメニューから“便利な使い方”というヘルプ画面も表示されるようになった。(関連サイト)
【10/16】
■BIGLOBEが速報まとめ提供開始
BIGLOBEはTwitter上で話題になったニュースや画像をランキング形式で表示する“ついっぷるトレンド”を機能強化、これからツイート急増が予想されるワードやニュースを独自のアルゴリズムによって予測した“速報まとめ”の提供を開始した。この画面には拡散のきっかけとなったツイートや関連するツイートも表示される。また、1日のできごとも“朝”、“昼”、“夜”、“深夜”の4つの時間帯に区切られ、1ページにまとめて掲載されるようになった。あわせて速報をまとめたツイッターアカウント“@trend_sokuho”も開設された。(関連サイト)
■Facebook、18歳未満ユーザーにも“公開”投稿を許可
Facebookは、ユーザー保護の観点から今まで“友達”または“知り合い以外の友達”に制限されていた18歳未満ユーザーに“公開”設定による投稿を許可した。ただし、18歳未満ユーザーが“公開”設定で投稿しようとすると、警告画面が二段階に渡って表示される。また、プロフィールに“フォロー”ボタンを設置することも許可された。(関連サイト)
■LINE GAMEにディズニーキャラが登場
LINEは、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのスマートフォン分野でのビジネス連携を拡大し、ディズニーキャラクターを用いたスタンプに続き、LINEが提供するゲームプラットフォーム『LINE GAME』でもディズニーキャラが登場するゲームを投入。第1弾としてディズニーストアで販売するぬいぐるみ『TSUM TSUM(ツムツム)』シリーズをテーマにした『LINE:ディズニー ツムツム』が今冬に公開される。(関連サイト)
(C)Disney (C)Disney/Pixar
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