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MacBookでの長時間作業で肩コリがひどいので外部ディスプレーを導入|Mac

2013年09月25日 21時00分更新

 Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合った問題を解消する本連載。Macユーザーになって約半年、会社でのメインマシンはMacBook Pro 15インチですが、ノートマシンを長時間のぞき込むように見ているためか肩コリがひどく、衝動的に外部ディスプレーを買っちゃいました。机の空きスペースを広げる目的もあるため、デュアルディスプレーではなくMacBook Proを閉じた状態で使う計画です。

外部ディスプレー

 MacBook Pro外部ディスプレー計画に用意したアイテムはこの3つ。ディスプレーは、23インチでほぼ最安値のLGエレクトロニクス製「24EA53VQ-P(Amazon)」をアキバで1万6800円でゲット。そして「Apple Wireless Keyboard(Amazon)」はAppleのオンラインストアで6800円ですが、未使用品をライターさんから2000円で譲り受けたので0円! うふふ~。それから、ディスプレーとMacBookをつなぐ「Mini DisplayPort - DVIアダプタ(Amazon)」が2800円です。

 MacBook Proとディスプレーを接続するためアダプターを装着すれば準備完了です。「24EA53VQ-P」の入力端子はHDMI×1、DVI×1、D-Sub×1。まだHDMIがひとつ空いているので、後々、もう1台机に置いているWindowsマシンをつなげられそうです。

外部ディスプレー

 つなぐとすぐにデュアルディスプレー表示となり、ひと安心。机が広ければこのように2画面にしたいところですが、置き場所がないので、MacBookは閉じた状態で使います。そのための設定を調べたところ、Appleのサポートページで「クラムシェルモード」という名称を発見。ちゃんと名前があるんですね。

外部ディスプレー

 特別な設定は不要。MacBookを閉じ、一瞬青い画面が表示されてデスクトップが表示されれば成功です。机の奥行きの3分の2程度までMacBookが占めていた以前と違い、手前に大きなスペースができました。

外部ディスプレー

 上機嫌に操作し始めると、なぜかすぐにMacBookがスリープに入り、ディスプレーが「NO SIGNAL」になってしまう。2回ほど同じことを繰り返して「まさか、このディスプレー……Macとの相性悪かった!?」と青ざめてググってみたところ、同じ現象に出会っている人がいました。原因は「MacBookに電源アダプターが差さっていない」ことでした。よく見ると、Appleのサポートサイトにある「クラムシェルモードのシステム要件」にも書かれていました。電源差し忘れていたらそのうちバッテリー切れで落ちてしまいますわな。

外部ディスプレー

 「Apple Wireless Keyboard」を初めてつなぐときはペアリングが必要です。続いて、修飾キーに割り当てるアクションを自分好みに変更しました。Windows操作に慣れた私の場合、左下に「Command」キーがあって欲しいので、不要な「Caps Lock」を「Command」に割り当てます。MacBookでは、使い始めていちばん最初に設定してあったのですが(関連記事)、キーボードごとにそれぞれ設定が必要です。

外部ディスプレー
外部ディスプレー

 プチトラブルに見舞われつつも、30分程度で設置はすべて完了。目線を下に向けず、まっすぐ目の前にディスプレーがある環境になりました。キーボード前にも大きなスペースができ、校正紙に手書きしたり、お弁当を食べたりするのが快適になりました。

外部ディスプレー

 MacBookは、会議の時に持ち出しやすい場所に立てかけてあります。本当なら、こちらの記事にあるようなスタンドがあるとベストですね。持ち出す際は電源アダプター、LANケーブル、ディスプレーケーブルを抜き差しすることになり、ばらけると面倒なので飾りのついたヘアゴムで3本ひとまとめにしておきました。おばあちゃんの知恵! 私ってば天才!

外部ディスプレー

 お金をかければもっとスッキリできると思うのですが、今回はできるだけ少ない設備投資で状況を改善したかったので大満足です。ほかにもWindowsユーザー目線のMac使いこなし術を毎週水曜に掲載中です。MacBook AirをWindowsマシンとしてのみ使っているなんて方は、せっかく買ったMac OSを使いこなしてみませんか? Macの活用テクニック集はこちらからどうぞ!

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