夜中に自宅のMacで作業をしていると、突然、画面がフッと消えてしまう現象が起こるようになりました。特にマシンに不具合もなかったので、最初のうちは気にしていなかったのですが、何度か繰り返されると気持ち悪くなってきます。もしかしたら、何か怪奇現象が起こってるのかも!? と思うこともありました。
そんな中、再び起こったこの現象。しかしそのとき、原因はiPhoneにあるとわかったのです。
普段、記事の作成でiPhoneを触りながら作業することが多いのですが、使い終わったiPhoneをMacの上に置くことがあります。特にパームレストの向かって左側はよく置いてしまうスペース。実は、自宅で使っているMacBook Proは、モニターを閉じた際に感知するセンサーが、このパームレストの左側付近にあったのです。本体のセンサーとモニター側の磁石が反応することで、モニターを閉じたときに自動的にスリープするというわけです。
そして、普段使っているiPhone 5cは、背面の右上部分に磁石が備わっています。iPhoneをMacBook Proのパームレストに置いた際、ちょうどこの2つが反応してスリープし、画面が消えてしまうのが原因でした。iPhoneをいまの5cにしてから、カバーを付けることがなくなりました。そうしたことも、反応しやすい要因になっていたようです。
iPhoneを使ってMacをスリープさせる
原因がわかれば、この怪奇現象を再現できます。MacBookシリーズとiPhoneを使っている人は多いでしょう。MacBookのセンサーとiPhoneの磁石の位置を見つけて重ねればいいのです。私が使用しているMacBook Pro 13-inch, Early 2011はパームレスト向かって左側の「fn」キーの斜め左下くらいにセンサーがありましたが、現行のMacBookシリーズは、「tab」キーの左側にあることが多いようです。例えば小さなクリップなどを液晶モニターの左側にくっつけると、磁石の位置が確認できてわかりやすいです。
MacBookシリーズは「tab」キーの左側にセンサーがあることが多いので、チェックしてみましょう |
iPhoneは、5c/5sともに背面の右上側に磁石があります。こちらも、小さなクリップなどをくっつけて確認してみるといいでしょう。磁石の位置がわかったら、MacBookのセンサーに重ねればOK。Macの画面がスッと消えるはずです。友だちのMacBookにiPhoneを近づけてスリープさせるといったイタズラにも使えます。
iPhoneは背面の右上側に磁石があります。表面にも磁力はありますが、微弱なためMacがうまくスリープしないことがあります |
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