『Jolidrive』は複数のクラウドサービスを一元的に管理できるChromeアプリだ。
対応するクラウドサービスは、Dropbox、Googleドライブ、Instagram、Flickr、YouTube、box、SkyDrive、Facebook、Instapaper、Google+など。現在は、多くの人が複数のサービスにデータを保存しているが、本サービスを使うことで、それらをまとめて管理できる。
■インストール
Googleのウェブサイト“Chrome ウェブストア”(関連サイト)にアクセス。『Jolidrive』を検索して、ダウンロードサイト(関連サイト)へ。
右上に表示された【CHROMEに追加】を押し、【追加】をクリックすると数秒でインストールが終了する。新規タブを開いて【アプリ】をクリックし、アプリのリストから『Jolidrive』を選択する。
■Google+かFacebookのアカウントでサインイン
アプリを起動したら、まずはGoogle+かFacebookのアカウントでサインインしよう。ここでは【Sign in with Facebook】をクリック。次に表示される許可画面で【OK】を選択しよう。新規アカウントを作成する場合は、メールアドレスとパスワードを入力して【Login】をクリックする。
サインインが完了すると、チュートリアルが表示される。利用したいクラウドサービスの【+Add】をクリック。ここでは、Dropboxを選択した。連携の許可を求める画面が表示されるので、【許可】をクリックする。
アカウントの認証が済んだら、右上の【Continue】をクリック。次にFlickr、Google+、Instagramなどのソーシャルメディアを登録できる画面が表示されるので、登録したいサービスの【+Add】をクリックしよう。ここではInstagramを追加した。
最後に、音楽・動画サービスを登録できる画面が表示される。ここでも任意のサービスの【+Add】をクリックして登録しよう。
初期設定が完了すると、以下の画面が表示される。未登録のサービスを選択することで、あとから追加することも可能だ。
■左端のメニューでサービスを選択
登録したサービスにアップしているデータを参照するには、画面左上のメニューボタンをクリック。
左端にメニューが表示され、任意のサービスを選択することで、アップロードしたデータなどを参照できる。
Dropboxを選択すると、アップしたデータの一覧が表示され、ファイル名をクリックすると、Dropboxのサイトにアクセスする。右端には使用容量や空き容量が円グラフで表示される。
■フィードを閲覧することも可能
FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアを選択すると、フィードを参照できる。Facebookではニュースフィードのほか、友達のリストや自分のタイムライン、フォトアルバムなども閲覧可能。
Instagramの画面は以下のとおり。上にあるタブを切り替えることで、フィードや自分の写真、いいね!を付けた写真などを簡単に閲覧することができる。
■音楽や動画を再生できる
SoundCloudやYouTubeなどのサービスを選択すれば、音楽や動画などのコンテンツを再生できる。YouTubeを選択した場合、上部のタブでトレンド、ポピュラー、最近見た動画、お気に入りなどを選択可能。視聴したい動画をクリックすると、ポップアップ画面が表示され、動画が再生される。
クラウドサービスやSNSなど、複数のサービスを利用していると、「どこに何をアップしたのか?」を忘れてしまうことがあるだろう。だが、JoliCloudを利用すれば比較的簡単にファイルを探し出せる。また、Twitterには非対応だが、FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアのフィードを閲覧できるのも便利。使い慣れたら、複数サービスへの“入口”として手放せない存在になりそうだ。
●関連サイト
Jolidrive
バージョン: 2.3.0
利用無料
作者:Jolicloud
(バージョン、ウェブアプリの内容は記事作成時のものです)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります