昨日ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が発表会を行い、大きな話題を呼んでいるPlayStation 4。E3初日である6月11日の今日、開幕と同時にSCEブースに直行して、気になるアレコレを探ってきた。
巨大なSCEブースには、実際にプレイできる状態のPS4タイトルがズラリ。PS4本体はケースに収められていたが、タイトルごとに8台程度の試遊機が用意され、コントローラーを手に取り、自由に試せるようになっていた。
PS4から採用される新型コントローラー 『DUALSHOCK 4』を持った第一印象は、とにかく軽いということ。重さは210g(予定)と、PS3用『DUALSHOCK 3』(193g)とさほど変わらず。握り心地としては、左右のグリップがDUALSHOCK 3とくらべて、握りが細く、厚みが増していて、手にフィットしやすくなっている印象だ。また、L2、R2ボタンはボタン下部に反り返りが設けられたので、指がすべって外れることが少なくなりそうだ。
↑DUALSHOCK 4正面。タッチパッドの存在感が目を引く。
↑DUALSHOCK 4背面。L2R2ボタンの形状変化がわかる。背後のライトはさまざまな色で点灯する。
スティックやボタンなどの基本的なレイアウトもDUALSHOCK 3を踏襲しているが、大きく異なるのはコントローラー上部にタッチパッドが搭載された点。実はこのパッドは押し込み式となっていて、ノートPCのタッチパッドのように指でなぞって選択、クリックして決定といった使い方が可能
STARTとセレクトボタンに変わって用意されたのが”OPTION”と”SHARE”。体験プレー中にOPTIONボタンを押すと、ゲーム固有のメニューが用意されたので、従来のSTARTボタンに相当するもののようだ。なお、中央のPSボタン、左にあるSHAREボタンを押してみたが、試遊機では動作せず。新設のSHAREボタンは、プレー動画の共有などで使うとアナウンスされているので、OSの開発が進めば機能するようになるだろう。
●KNACK
ジャンプやパンチを使って、街中の敵を倒して行くキャラクターアクション。破壊した瓦礫がキャラクターの身体を構成して、瓦礫を取り込むほど身体が大きくなる。大量の細かな瓦礫をキャラクターの形で制御するのはもちろん、レンガや岩石など、瓦礫の素材が見た目に反映されているのが次世代っぽさを感じる。
●OCTDAD
くにゃくにゃ動くタコ人間を操作。L1R1が左右の手足、LR2が両足に対応していて、左スティックとの組み合わせで自由に四肢を伸ばしてアクションができる。Xボタンで物を掴んで投げたり。室内のオブジェクトは、物理演算で制御されている。
●PlayStation 4本体/周辺機器ギャラリー
PlayStation 4本体(正面)
↑鋭角的な本体デザイン。斜めになった前面と、ツートンカラーがよくわかる。
PlayStation 4本体(斜め)
PlayStation 4本体(背面)
↑電源、光デジタルアウト、HDMI出力、LAN、AUXと各種端子が並ぶ背面。AUX端子は、PlayStation Cameraなどの周辺機器用。
DUAL SHOCK 4(前面)
↑本体にひとつ付属する専用コントローラー。タッチパッドは2点検出が可能な静電容量方式。モーションセンサー、振動機能も備える。
↑上面にはLEDライトを搭載。プレイヤー数に応じてなど、さまざまな色に変化する。
PlayStation Camera
↑本体と接続して使う専用カメラ。HD撮影に対応した2つのレンズ、マイクが搭載されている。
Mono Headset
↑本体にひとつ付属するモノラルのヘッドセット。
DUAL SHOCK 4 charging station
↑コントローラーを載せてバッテリーチャージを行なう。
●関連サイト
ソニー・コンピュータエンタテインメン
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