週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

PS4の形状が一部判明!最新ティザー動画を1コマずつ分析した結果

2013年05月21日 01時36分更新

 先ほど、プレイステーションの公式Facebookにて、PS4の最新ティザー映像を公開したという情報が飛び込んできました。こんな時間ですが、RSSリーダーなどを使わなくても、色々なフィードが自然に入ってくる世の中になったということですね。

 ティザー映像は北米時間6月10日、つまりE3 2013で実施される『プレイステーション E3 プレスカンファレンス』の告知のためのもの。日本時間では2013年6月11日 午前10:00からの開始となります。特に明記はありませんが、ネット中継が入るはずです。
 そして、なぜ今日この時間の公表なのか? 勘が良い人はおわかりでしょう。北米時間の5月21日 午前10時〜(日本時間翌22日午前2時から)、つまりPS4ティザー動画公開の1日後には、ライバル・Xboxの8年ぶりの最新型ハードのお披露目イベントが開催されます。このXbox陣営を牽制してのことでしょう。

 動画は完全にチラ見せ以外の何ものでもありませんが、よーーーく見ると、PS4のデザインディテールが想像できる情報がちりばめられてます。静止画で見て行きましょう。

PS4ティザー映像
PS4のデザインを考える上で重要な部分の1つ。ダクトと思われる部分の質感です。現状のPS3とは一線を画す、直線的なデザインであることがわかります。
PS4ティザー映像
これも本体の一部と思われる部分。三角に飛び出た部分は光沢処理。しかも、なんらかのスリット?もしくは透明のフタっぽいデザイン処理がなされています。PS4 EYEのレンズ部分アップ。レンズ部分が可動して確度調整ができるため、こんな風に両端部からせり出したようなレイアウトもとれます。
PS4ティザー映像
どうみても「4」。これが数字以外の何かの図形というのは考えにくいような。本体の刻印されるPS4のロゴの一部なのかもしれません。
PS4ティザー映像
これは謎の1カット。明らかに「ボタン」なんですが、これまでのPS用コントローラーにはまったく似ていないように見えます。かといって、昨今のゲーム機デザインの流行から考えると、この形のボタンが本体に付くとも考えづらい。となるとやはりコントローラーでしょうか? 公開済みのコントローラーのボタン部を上から見た構図では、という指摘あり。なるほど。ということは、コントローラーで確定です。
PS4ティザー映像
デザインの雰囲気がわかる部分。梨地っぽい部分と、金属的なつるつるした光沢処理の質感が同居するデザインになるようです。
PS4ティザー映像
これはコントローラーの一部アップなのか、それとも本体なのか? 不明ですが、素材の風合いが梨地であることはよくわかります。PS4コントローラー部のアナログスティック側から接写したカットと見られます。上部のドット模様はタッチパッドですね。
PS4ティザー映像
丸まったアールのエッジはPS3とはまったく違う形状。本体の一部でしょうか? 左側には小さな穴がスピーカーのネットのように空けられていることがわかります。

 さて、わかったようなわからないような……ですが、この一部分からだけでも、デザインにおける重要な意匠を示唆していることがわかります。

・PS4は直線基調のデザインになる(ダクト風の映像から推測)
・素材は梨地風の質感と、初期のPS3のような光沢仕上げの樹脂のような質感を併せ持つ
・ボディーの一部にアルミ風のメタリック素材によるアクセントがある
・ボディーには、おそらくPS4のロゴが刻印されている
(立体ロゴではないのかも?)
ボタン類の形状がこれまで見たことのない形になっている(ティザー映像はコントローラーの一部か?)どうやら、ボタンについては公開済みの十字キーを上から見た構図のようです。
 

 以上、ティザー映像とはいえ、なんとなくデザインの方向性がわかるものだったんじゃないかと。特にダクトのデザインは重要。あの直線を中心とする形状につくったということは、ダクト以外の部分は曲面は極力減らしてくるのではないでしょうか?


 もちろん、まだ確定的なことはなにもわかりません。6/11までは、動画を眺めて想像をめぐらせましょう。最後に動画本編をどうぞ!

5/21 1:57追記 ボタンの記述について読者から指摘があったため、内容を補足しました
 5/21 10:02追記 PS4 EYEの部分アップと思われる箇所が判明したため内容を補足しました)
※ご指摘いただいた読者の皆様、ありがとうございました!

●関連サイト
プレイステーション公式サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう