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フォルダーパスを指定しファイル保存! WinユーザーのためのMac講座|Mac

2013年05月29日 21時00分更新

 Macにほとんど触ったことがないまま、週刊アスキー編集部からMacPeople編集部に異動した山口ひろ美です。WindowsとMacを両刀使いしていると、細かい操作の相違の部分で「アレはできないの? コレはできないの?」と、欲求が出てきてしまいます。
 Finder操作ワザをご紹介した回に続き、今回も重箱の隅をつつくような要望を解決するワザを探りました。

MacでもWindowsのように、フォルダーパスを指定してファイル保存したい

 Macでフォルダー階層を表示する方法は、以前に発見して超快適になりました(関連記事)。でも、さらに今回の要望は、ファイルの保存時にフォルダーパスを指定して保存したいというものです。

WinユーザーのためのMac講座

 思いついたことを忘れないうちに書き留めたいとき、とりあえずテキストファイルを新規作成し、保存するときに初めて格納場所を考える……ということがあります。また、先週の会議資料を流用して今週の資料を作ろうといった場合、現在のファイルの置き場所と、保存したい先のフォルダーが異なりますよね。

 これまで、このような場合はファイル保存パネルでフォルダー階層を移動して目的の場所に保存していました。が、階層が深いと非常に面倒くさいです。デスクトップに保存して手で移動することもありました。なんて非スマート!! パソコン誌編集者としてあるまじき非効率さ!! 自分が許せない! というわけで方法を探ったところ、解決できるワザを見つけました。

 なんと、ファイル保存ダイアログのファイル名欄に「/」または「~」を入力すると、直接場所を指定できるようになるんですね!

WinユーザーのためのMac講座

……であれば、フォルダーの情報パネルを開いてフォルダーのパスをコピペすれば解決です!

 例えば下記の画面では「デスクトップ>work>会議>企画会議」という深い階層にある「5月22日フォルダー」内の会議資料を流用してファイルを作成し、「5月29日フォルダー」に保存しようとしています。「5月29日フォルダー」を選択した状態で「command」+「I」を押して情報パネルを表示させ、場所をダブルクリックして選択し、コピー。先ほど表示された「/」の後にそのままペーストすると、自動的に余分な「/」が消えるので、returnを押せばOK。

WinユーザーのためのMac講座

 情報パネルを表示する「command」+「I」のショートカットにさえ慣れれば、かなりスムーズに運用できそう。これで、モヤモヤしたままデスクトップに保存したファイルを、指定のフォルダーに格納するという無駄手間が省けます。

 このような細かい機能ってMac入門書にもなかなか書かれてないんですよね〜。書かれていたとしても、必要に迫られないとまったく頭に入ってきませんね。またひとつ、Mac力が上がりました。

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