毎週厳選したソーシャルの話題をお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。トップニュースの詳細な解説は、週刊アスキー 2013年4月16日号(4月2日発売)の連載ページ“ネット早耳かわら版”にて掲載。
■グーグルに続きアップルも二段階認証機能を導入開始し、セキュリティーが向上
パスワードリセット機能を悪用したハッキング事件が報告されているApple IDだが、グーグル同様の“二段階認証”機能が導入された。現在は米国など数ヵ国だけだが、提供地域は順次拡大するので、日本でも近い将来利用可能になるだろう。
■Twitterの過去のつぶやきをDLできる“全ツイート履歴”機能が提供開始
履歴はZipファイル形式でダウンロードされ、解凍すると自分の過去ツイートをHTML形式で月ごとに閲覧できる。
■さらに広がるLINEの多言語対応、今度はフランス語とポルトガル語
昨年末にスペイン語には対応しており、アジアに次ぐラテンアメリカ市場に本格的に打って出るためと予想される。
■Google+、写真検索機能を実装し、投稿のフィルタリングが充実
検索を行なうと表示されるプルダウンメニューから“写真”を選ぶと、検索結果から写真だけが抽出され表示される。
■ヤフー、ゲームやCDを宅配便で送れる買取サービス『Yahoo!買取』を開始
対象となるのは衣類、電子機器、ゲームなど。着払い宅配便で送ると査定が行なわれ、買取料金が指定口座に振り込まれる。
■ヤフーとNHN Japanが提携、検索結果に『NAVERまとめ』を表示
ヤフーとNHN Japanが検索分野で提携を発表。ヤフーは『NAVERまとめ』専用の検索エンジンを開発し、“Yahoo!検索”の検索結果にNAVERまとめの情報を最適化して表示するなど“人力とシステムをハイブリッドさせた”検索を提供するという。また、ヤフーが開発した検索エンジンはNAVERまとめにも導入される。提供時期は4月下旬を予定している。
■DeNA、スマホ向け音楽アプリ『Groovy』を公開、ユニークなチケット制を採用
3月28日よりAndroid版が公開された音楽プレーヤーアプリ『Groovy』は、通常の楽曲購入以外に、“プレイチケット”を使ったストリーミング再生に対応する。チケットの価格は99円、好みの楽曲を17回再生可能だ。また、音楽の好みの似たユーザーをフォローすることで、おすすめ楽曲が紹介されるSNS機能や、90万曲に対応する歌詞表示なども用意されている。
■mixi、“足あと”機能を正式に復活
1月に試験的に開始していた“訪問者”のリアルタイム表示機能だが、閲覧者が2倍に、訪問者経由の友人リクエスト数も15%増加するなど効果が認められたため、正式提供が決定されたという。
■iOS版『Gメール』アプリが更新、スワイプで移動が可能に
左右にスワイプすることで次々にメッセージを読んでいくことができる機能、予測機能付き検索機能、複数アカウントのサポート、複数メッセージを選択しての消去やアーカイブできる機能など、細かく便利な機能が多数追加された。
■未成年ユーザー対象に“LINE安心安全ガイド”が公開
サイトはPCとスマホ向けに用意され、未成年がLINEを利用する際に知っておくべき知識や設定方法、またLINEに限らずスマホ向けコミュニケーションサービスを利用する際のマナーや考え方、スパムメールの対処などがLINEキャラクターを使ってやさしく解説されている。また、保護者に向けたコンテンツも用意されている。
■FlipboardのiOS版が更新、自分だけの“雑誌”がつくれる
Flipboard上に表示される写真や文章などのコンテンツの右下に表示される“+”アイコンをタップすることで、自分の“雑誌”追加でき、オリジナルのまとめを作成できる。作成した雑誌はSNSでシェアしたり、友達に購読してもらうことも可能だ。
■LIME POPにご注意
シマンテックの報告によると、人気ゲーム『LINE POP』と名前が酷似した『LIME POP』というマルウェアが出回っているようだ。ダウンロードしアプリを起動すると連絡先のデータ等がサーバにアップデートされるようなので注意しよう。
■Yahoo! JAPANのタブレット版UIがリニューアル
対応するのはiPadとAndroid搭載タブレット。“Yahoo!ニュース トピックス”、“Yahoo!映像トピックス”、“Yahoo!天気・災害”、“Yahoo!占い”などのコンテンツがタイル上に並び、直感的にタップできるようになっている。フッターから従来通りのPC向け表示に切り替えることも可能だ。
■NHNが運営するウェブメールサービス『livedoorメール』が終了
対象となるのは同社が運営してきた無料メールアドレス“○○○@livedoor.com”で、終了日は2013年10月31日。現在同サイトでは『Gメール』などに移行する方法が記載されている。また、他にも『livedoor PICS』、『ロケタッチオーナーズ』、『ロケタッチ新聞』、『Quill』、『デコミィ』、『ANKER』、『ソーシャレット』、『スパムちゃんぷるー』と全9種のサービス終了が発表されている。
■EvernoteのAndroid版アプリが更新
ノート一覧やアイコンなどデザインが全面的に変更されたほか、一度にたくさんの写真を撮影し、保存したいものだけを選べる“マルチショットカメラ”、コントラストを自動調整し名刺などをデジタル化し保存できる“ページカメラ”の2機能が追加された。また、iOS版に搭載されいる“スマートステッカー”、Mac版に搭載されている“ショートカット機能”も追加されている。
■LinkedInが新しい検索機能をリリース
検索ボックスにキーワードを入力すると、ユーザーの意図を推測して入力内容が自動補完され、人名や職種などコンテンツの種類ごとにサジェスチョンが表示されるようになった。また、検索結果は様々なコンテンツを1ページにまとめた形で整理されて表示され、検索回数を重ねるほど精度も上がっていくという。
■Facebookページのコメント機能が大幅強化
一部のFacebookページのコメント欄で、特定のコメントに“返信”できる“会話スレッド”機能が実装された。Facebookの発表によると、返信が多く付いたり知り合いが参加しているなど、閲覧者の関心に応じ、スレッドの順番は自動的に並び替わるという。これにより多数の意味のないコメントによって重要な情報が埋もれることがなくなる。Facebookページだけではなく個人のウォールにも採用してほしい機能だ。
■『Google+』モバイルアプリがiOS、Android共に更新
Android版でストリームのデザインとレイアウトを大幅に変更したほか、iOS版では写真の回転、トリミング、フィルターといった編集機能が加わった。これはGoogleが去年買収した写真編集アプリSnapseedの機能を元にしているという。さらに、特定のサークルに向け、プロフィール上に現在地を表示するオプションも加わった。
■米ヤフー、ニュース要約アプリ『Summly』を買収
米ヤフーは世界中のニュースを内容を変えずに要約し、美しいインターフェイスで表示するiPhone用アプリ『Summly』を買収したと発表した。開発者のニック・ダロイジオ氏は現在17歳。高校に通いながらヤフーで働くことになるという。現在配布されている『Summly』アプリは閉鎖されるが、近いうちにヤフーからあらためて登場するという。
■mixi版『Poke』か? 『mixiハロー!』登場
『mixiハロー!』は、mixi上の友達にあらかじめ用意されている6種類の絵文字を含む挨拶を1クリック(タップ)で気軽に送れる機能。相手が誕生日の場合は特別なメッセージを送ることができる。なお、同じ相手には1日1回しかおくることができない。この機能はPC、モバイルアプリどちらでも利用できる。
■人気の電子メールアプリ『Mailbox』が100万ユーザーを達成
先日Dropboxに買収されたiPhone用メールクライアントアプリ『Mailbox』のユーザー数が100万人を達成した。なお、このアプリの利用は現在も予約制になっており、ダウンロードして起動すると待ち人数が表示される。
■模型でつながるSNSサイト『ホビコム』オープン
デアゴスティーニは鉄道模型やプラモデルなどを通じて友だちと交流できるSNSサイト『ホビコム』をオープンした。ユーザーは模型の制作日記や写真の投稿のほか、自作模型などを披露する“ギャラリーページ”を作成しユーザーどうしで交流することができる。また、ショップも併設されており、限定商品も用意されている。
■Evernoteの食事記録アプリ『Evernote food』が日本のレシピサイトと連携
食事の写真を撮影し、保存と公開できるEvernote製のスマホアプリ『Evernote food』が更新、エキサイトの“E・レシピ”、ぐるなびの“シェフごはん”、NECビッグローブの“KIREI's Kitchen”、楽天の“楽天レシピ”の4つのサイトでレシピを検索し、保存できるようになった。
■ガイアックス、選挙用SNS監視アプリを無償提供
提供されるのは、選挙関連のソーシャル・メディア上の口コミを管理する“選挙参謀ドットネット”。候補者や対抗馬の名前を入力して、関連する口コミをFacebook、Twitter、ブログなどから収集し、選挙活動に役立てることができる。
■TwitterにブラクラURLが増加
トレンドマイクロによると、3月に入って、Twitter上にアクセスするとブラウザーやシステムをクラッシュさせる“ブラクラ”が仕込まれたURLが拡散しているという。マルウェアのように悪質な不正プログラムではないが、踏んでしまうとブラウザーの強制終了やシステムの再起動が必要になる。不審なURLはクリックしないよう十分気をつけよう。
■週刊アスキー 連載ページ『ネット早耳かわら版』
リニューアルしてパワーアップしたネット情報満載の連載ページ。SNSを使いこなすテクニックやウェブアプリやサービスの紹介、ソーシャルメディアの話題など、盛りだくさんの4ページでお届けしている。
■著者紹介-田口和裕
ソーシャルの話題を常に追いかけている“ソーシャルライター”。Facebookで、ソーシャルの関連の話題を追いかける“ソーシャルメディアニュースクリップ”(関連サイト)を運営。さらに本連載や『ネット早耳かわら版』では注目のソーシャルニュースがよくわかる解説を行なう。
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