毎週厳選したソーシャルの話題をお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。トップニュースの詳細な解説は、週刊アスキー 2013年3月12日号(2月26日発売)の連載ページ“ネット早耳かわら版”にて掲載。
■Windows Live Messengerの段階的廃止スケジュールを発表、4月末には完全にSkypeに移行
マイクロソフトは2012年11月、同社のインスタントメッセージサービス『Windows Live Messenger』の廃止、ユーザーの『Skype』への移行を発表した。4月8日から4月末にかけて英語圏から、段階的に実行するとスケジュールを明らかにした。ユーザーの大多数を占めるウィンドウズのデスクトップ版が対象。
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■インテルなど有名企業も続々、いま熱い『ハーレムシェイク』
GoogleやFacebookなどIT企業を中心に、30秒の曲にあわせてオフィス内でいきなり激しく踊りだす動画が増殖している。
■東京都とTwitter Japanが協定を締結、アカウント運営に関する相互支援が目的
具体的にはなりすまし防止のためのアカウント認証や講習会などのサポートが中心。行政機関としては全国初の試みだ。
■livedoor Blogで電子書籍をつくるEPUB書き出し機能が提供開始
『livedoor Blog』は有料プラン(月額315円~)のユーザーを対象に、キンドルなどに使えるEPUBへの一括変換機能を提供。
■埼玉県がスマートフォンで情報発信、ヤフージャパンが協力
『カカオトーク』を使った県政のプッシュ配信や、『Yahoo!地図』を使った避難所情報の掲載などを行なっていくという。
■複数SNSを一括管理できるAndroidアプリ
NTTコミュニケーションズはTwitter、Facebook、mixi、YouTube、はてなブックマークなど複数のSNSやメール(POP)、電話帳をまとめて閲覧したり、一括投稿できるアプリ『アプリn マイソーシャルトーク』を発表した。利用料金は月額157.5円だが、初回利用時は最大3ヵ月間無料で利用できる。
■Facebook、ハッキングの事実を認める
Facebookは同社のセキュリティー関連ブログで、同社のシステムが1月にハッキングされていたという事実を認めた。原因は複数のスタッフがノートPCにマルウェアをインストールしていたためという。なお、Facebookユーザーのデータは危険にさらされていないとのことだ。
■Twitter、パートナー企業向けにAds API(広告API)を公開
Ads APIを広告プラットフォーム事業者のツールに組み込むことにより、一般企業はパートナーのサービスを利用することでTwitterに直接申し込むことなくTwitterの広告キャンペーンを利用できるようになる。現在のところパートナー事業者はAdobe Systems、Hootsuite、Salesforce、SHIFT、TBG Digitalの5社。
■YouTube、字幕の有料翻訳サービスを開始
このサービスを利用するとユーザーはYouTubeの画面からプロの手による字幕翻訳を依頼することができる。翻訳業務はGoogleと提携した翻訳サービス会社GengoおよびTranslated.netが行なう。
■ザッカーバーグ、セルゲイ・ブリン氏らが研究者支援団体を設立
Facebook共同創設者のマーク・ザッカーバーグ氏、Googleの共同創設者セルゲイ・ブリン氏らは、難病治療などに取り組む研究者に賞を与えることで支援する“Breakthrough Prize in Life Sciences財団”の設立に出資者として参画した。初回の助成金対象者となった11名にはiPS細胞研究の山中伸弥氏も含まれている。
■ヤフー、子供の成長を家族でクラウドに記録する『kazoc』を公開
ヤフーは写真や日記、妊娠中の母親の体重や育児中の子供の身長、体重、予防接種などの記録を登録する電子母子手帳機能など、子供の成長記録を家族のみで共有するアプリ『kazoc』を公開した。現在はiOSのみだがAndroid版も近日公開する。今後は『Yahoo!ヘルスケア』、『Yahoo!きっず』、『Yahoo!ショッピング』といった同社のサービスとの連携機能も予定されているという。
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■Pinterest、新たに2億ドルの資金を調達
米Pinterestは新たに実施された資金調達ラウンドで投資家たちの支持を勝ち取り、新たに2億ドルの資金を調達した。この資金はテクノロジーや機能の整備、優秀なエンジニアやデザイナーの採用、インフラ投資などに使われるという。
■企業アカウントの乗っ取り続く
米バーガーキングのTwitterアカウントがマクドナルドに、ジープのアカウントがキャデラックにされるという事件が起こった。どちらもハッキングによる企業アカウントの乗っ取りであり、犯人はわかっていない。
■米Yahoo.comがリニューアル、Facebookのようなニュースフィードを採用
米Yahoo.comがサイトデザインを一新、トップページはユーザーの関心にあわせてカスタマイズされたニュースの見出しが時系列順に並び、無限にスクロールするFacebookライクなニュースフィード方式になっている。ヤフーIDかFacebook IDでログインすると、友だちが共有した記事の閲覧も可能になる。また、スマートフォンやタブレット向けにもそれぞれUIが最適化されているようだ。
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■LINE Playに日記機能が追加
LINEが運営する公式アバターコミュニティ『LINE Play』のアプリがバージョンアップ。新たに日記機能が追加された。日記にはアバターの着せ替え写真を投稿したり写真を添付したりできる。友だちの日記にコメントを残したりLINEのスタンプで反応することも可能だ。
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■Twitterの短縮URL“t.co”の文字数が2文字増加
Twitterが提供する短縮URLサービス“t.co”の最大文字数が従来の20文字から22文字(HTTPSは21文字から23文字)に増加した。そのためURLを含むツイートで使えるコメントの最大文字数も2文字減って118文字(HTTPSは117文字)になる。
■niconicoのクリエイター奨励プログラム、動画だけではなく静画も対象に
niconicoで実施している、優秀な動画クリエイターに報奨金を支払う“クリエイター奨励プログラム”に新たにニコニコ静画(イラスト、マンガ)が対象に含まれるようになった。また、複数のクリエイターが参加した作品で奨励金を分配する仕組みも実装された。
■マイクロソフトのメールサービスOutlook.com正式サービス開始
2月19日の正式スタートにあわせHotmailからの強制移行が開始され、これまで提供されていた“Hotmailに戻す”オプションが利用できなくなった。
■グリーが有料メルマガサービスを開始
グリーは著名人や芸能人による連載記事が読める有料メールマガジンプラットフォーム『Magalry』をスタート。コンテンツはメールだけではなくブラウザーでも閲覧でき、画像や音声、動画が含まれるものもある。スタート時点の執筆陣は、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、中川翔子、眞鍋かをり、KEIJI(EXILE)、AMIAYA、津田大介、東浩紀、ケンドーコバヤシ、佐々木俊尚、スギちゃん、高橋茂雄(サバンナ)、土田晃之、西川貴教など。購読料は月額315円から。
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■ひろゆきがニワンゴ取締役を辞任
2月18日、西村博之氏(ひろゆき)がニワンゴの取締役を辞任するとの発表があった。理由は“一身上の都合”のみであったが、同日Twitter上で「乗るしかない、このビッグウェーブに」というコメントを投稿した。
■ヤフーとグリーがソシャゲ開発を行う新会社を共同設立
ヤフーとグリーは、スマートフォン向けソーシャルゲームを開発運営する新会社“ジクシーズ株式会社(仮称)”を共同で設立すると発表。2012年11月に結ばれた包括業務提携契約からの流れだと思われる。
■週刊アスキー 連載ページ『ネット早耳かわら版』
リニューアルしてパワーアップしたネット情報満載の連載ページ。SNSを使いこなすテクニックやウェブアプリやサービスの紹介、ソーシャルメディアの話題など、盛りだくさんの4ページでお届けしている。
■著者紹介-田口和裕
ソーシャルの話題を常に追いかけている“ソーシャルライター”。Facebookで、ソーシャルの関連の話題を追いかける“ソーシャルメディアニュースクリップ”(関連サイト)を運営。さらに本連載や『ネット早耳かわら版』では注目のソーシャルニュースがよくわかる解説を行なう。
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