MWC2012：HTCが『HTC One』3モデル発表、最上位機種は初のクアッドコア採用

　HTCが、スペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congressの前日、当地で新シリーズ『HTC One』の3モデルを発表。最上位機種は、HTCとして初めてクアッドコアCPU・Tegra 3を採用します。

『HTC One』シリーズ

↑左からHTC One S、HTC One X、HTC One V。

　シリーズ共通の特徴は、OSはAndroid 4.0、同社独自のUIは新バージョン『HTC Sense 4』を採用すること。カメラ機能は、1枚目を約0.7秒で撮影できる、約0.2秒でオートフォーカスがきくなど改善しています。また、Beats Audioも引き続き採用します。

『HTC One X』

CPU	Tegra 3（1.5GHz、クアッドコア） ※LTEモデルはSnapdragon S4（1.5GHzデュアルコア）
ディスプレー	4.7インチ（720×1280ドット）
OS	Android 4.0
メモリー（RAM）	1GB
内蔵ストレージ	32GB
カメラ画素数	800万画素（インカメラ130万画素）
動画撮影サイズ	1920×1080ドット
バッテリー	1800mAh
ネットワーク	［HSPA/WCDMA］Europe/Asia: 850/900/1900/  2100MHz　［GSM/GPRS/EDGE］850/900/1800/1900MHz
おもな機能	NFC、Bluetooth4.0、802.11a/b/g/n、DLNA
本体サイズ/重量	69.9（W）×8.9（D）×134.36（H）mm/130g

　ボディーカラーは白。本体背面はマットですが、4側面はツヤがあり汚れやすさを軽減しています。昨年発売された『HTC Chacha』をほうふつさせるデザインですね。

『HTC One S』

CPU	Snapdragon S4（1.5GHzデュアルコア）
ディスプレー	4.3インチ（540×960ドット）
OS	Android 4.0
メモリー（RAM）	1GB
内蔵ストレージ	16GB
カメラ画素数	800万画素（インカメラ130万画素）
動画撮影サイズ	1920×1080ドット
バッテリー	1650mAh
ネットワーク	［HSPA/WCDMA］Europe/Asia: 850/900/2100MHz　［GSM/GPRS/EDGE］850/900/1800/1900MHz
おもな機能	Bluetooth4.0、802.11b/g/n、DLNA
本体サイズ/重量	65（W）×7.8（D）×130.9（H）mm/119.5g

　HTC史上最薄の7.9ミリ。最大の特徴はそのスリムさと真っ黒なボディーで、酸化処理をほどこしたマットな質感のセラミックメタルを使用しています。シルバーのカラバリも用意。

『HTC One V』

CPU	1GHzシングルコア
ディスプレー	3.7インチ（480×800ドット）
OS	Android 4.0
メモリー（RAM）	512MB
内蔵ストレージ	4GB
カメラ画素数	500万画素（インカメラなし）
動画撮影サイズ	1280×720ドット
バッテリー	1500mAh
ネットワーク	［HSPA/WCDMA］850/900/2100MHz　［GSM/GPRS/EDGE］850/900/1800/1900MHz
おもな機能	Bluetooth4.0、802.11b/g/n
本体サイズ/重量	59.7（W）×9.24（D）×120.3（H）mm/115g

　昨年発売のHTC Salsaにソックリな、ミドルクラスのモデル。Salsa同様、本体の下のほうが手前にカーブしたデザイン。でも、もうFacebookボタンはないのね……。

　HTC Oneシリーズは4月発売予定。日本ではどのモデルが発売されるでしょうか!?

バルセロナで開催されるモバイルの祭典Mobile World Congressを最速レポ
週アスPLUS：MWC 2012 最強まとめ