Android 4.0初搭載の『GALAXY NEXUS』が12月2日に発売! アンドロイドを取り巻く端末メーカー最新事情をマンガで解説
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世界で初めてAndroid 4.0を搭載するサムスン製端末『GALAXY NEXUS』が12月2日に発売します!
今、日本ではサムスンが飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中ですが、富士通がシェア1位をねらうと宣言したり、しばらく日本市場を離れていたモトローラがauに端末を提供して再参入したり……アンドロイドとグーグルを取り巻く端末メーカーとキャリアの事情が複雑になってきました。
『週刊アスキー増刊 2011冬-2012春 全スマートフォン完全ガイド』(発売中)に掲中載のマンガでは、アンドロイド4.0登場前夜の事情を学園ストーリー調でわかりやすく解説しています。
第1話: 『花のアンドロイド学園』
ソフトバンクは9月29日の冬春モデル発表会にて、“Androidの次期プラットフォーム”を搭載する『AQUOS PHONE 104SH』(来年春頃発売予定)を発表。アンドロイド4.0であることは明白でしたが、OSが発表前だったためあくまで“次期パージョン”と表現していました。
発表会での展示も完全なモックで、端末の発表というよりは“開発宣言”にも近い印象。シャープといえばもはや日本独自機能全部入り+防水まで全搭載が基本になっていますが、この機種は開発スピードを上げるためにおサイフ、ワンセグ、赤外線を省いたのだそう。来年春頃という発売時期からも“これから開発する”のであろうことがうかがえました。
アンドロイド端末開発メーカーの中で、おもに北米で活躍している5社(モトローラ、ソニー・エリクソン、HTC、LGエレクトロニクス、サムスン)はOSの新仕様を早くに提供されるなど優遇されているようで、いわばトップグループ。いっぽう、このグループには入れていないシャープですが、アンドロイド4.0搭載(とされる)端末を世界で初めて発表しました。日本で端末メーカーシェア1位を誇るシャープは、マンガに描かれているとおり猛烈に前進中のもようです。
第2話: 『シャープちゃんの憂鬱』
10月19日、ついにAndroid4.0と初搭載端末『GALAXY NEXUS』が発表(関連記事)。ドコモから、まもなくの11月に(発表当初)発売となることも発表されます。しかも、Android4.0はホームやバックボタンなどの物理キーを搭載せずに画面上のボタンで行なう想定。発売済み端末をバージョンアップするために物理キーのある端末でも問題なく動作するとされていますが、最初からAndroid4.0搭載ながらハードウェアキーがある『AQUOS PHONE 104SH』は仕様が変更になるかも知れません(あくまで予想)。マンガの通りシャープが落ち込んだかどうかはわかりませんが、一気にサムスンに話題をさらわれてしまったのは確かでした。
第3話: 後日譚
ただし、日本メーカーにとっても大きな光明があります。Android4.0はOSレベルで日本語フォントを搭載し、日本メーカーが自前でフォントを内蔵したりする手間なしに、モトヤフォントが利用できます。ユーザーにとってもメリットで、日本未発売の海外端末をいじりたいような人の最初の作業だった“日本語化”が不要になります。
ちなみに、グーグルは8月15日にモトローラの買収を発表(関連記事)しましたが、Android4.0発表時の説明会でモトローラを特別扱いしないこととモトローラ端末がリードデバイスになる可能性が低いことを説明しました。また、10月26日にはソニーがソニー・エリクソンを完全子会社化することを発表(関連記事)し、社名が変わる可能性もあるといいます。
アンドロイドをめぐる端末メーカー合戦はまだまだ加熱中で、おもしろくなってきましたね。ユーザーとしてはメーカーさんが切磋琢磨し合っておもしろい端末がいち早く日本で登場する土壌ができてくれるとうれしいなぁと思ったりします。
アンドロイド4.0端末が出始める今ですが、スマホ好きのみなさんの辞書に“待ち”なんて言葉はないはず。毎シーズン(せめて2シーズンに1回)、新端末に買い換えないと気が済みませんよね? ね? どれを買うか悩んで悩み抜く楽しい時間のお供に、『週刊アスキー増刊 2011冬-2012春 全スマートフォン完全ガイド』をどうぞ!
続編 “ドコモから次期iPhoneが出る!?”はこちら
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