NFCにアプリ取り放題、音声認識まで『GALAXY S II WiMAX』搭載サービスをチェック
2012年03月20日 09時00分更新
1.4GHzのデュアルコアCPUや、720×1280ドットの解像度に対応したディスプレー“HD SUPER AMOLED”、下り最大40MbpsのWiMAXと、ハードウェア性能に注目が集まる、auのWiMAX対応Android端末『GALAXY S II WiMAX ISW11SC』ですが、それだけがこの機種の魅力ではありません。
新しい各種サービスに対応し、アプリを存分に楽しめるのも、購入するうえで重視したいポイントなのです!
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■最新NFCをひと足先に体験!!
現時点で『GALAXY S II WiMAX』ならではなのが、近距離無線通信規格“NFC”への対応です。NFCとはおサイフケータイに使われている“FeliCa”の上位規格で、タッチでアドレス帳などのデータ交換や支払いを行なう用途が想定されています。『GALAXY S II WiMAX』のNFCアンテナは電池カバーの裏に搭載しています。チップはSIMカードに内蔵。
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日本でも、すでにNFCを搭載した端末が登場してますが、残念ながらサービスが少なかったのです。しかし『GALAXY S II WiMAX』は、端末内に“NFCメニュー”というアプリを内蔵。起動すると利用可能なサービス一覧を表示。初期状態では、“NFCタグリーダー”のみ搭載しています。
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ここでメニューキーをタップし“NFCポータルサイト”に飛ぶと、対応するアプリをダウンロードできます。ICカードに読み書きできる“NFCタグリーダー”のほか、3月20日時点では“ココシル銀座”という銀座の街歩きを楽しむアプリをあります。ココシル銀座は、銀座の中央通りや晴海通り沿いの街灯に設置されたNFCタグを読み取って、周辺の情報を表示できるアプリです。このようなサービスを体感できるのが、ウリのひとつではないでしょうか。
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また内蔵のNFCタグリーダーでは、端末をSuicaにかざすと、決済の内容を読み取れます。乗車記録や、買い物の記録などの情報を管理するのが、このアプリの役割です。
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地図やURLなどのデータを他のNFC対応端末に受け渡すときにも、NFCタグリーダーを使用できます。
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NFC対応サービスは順次拡大していく予定。日本航空(JAL)のチケット購入や、セブン・カードサービスの電子マネー、ビックカメラのポイントなど、様々なサービスが検討されていて、今春以降の開始を予定しています。
■月額390円でアプリ取り放題!!
3月1日に始まった“auスマートパス”にも対応してます。auスマートパスは月額390円で、各ジャンルが集まった500本のアプリが使い放題になるほか、10GBのクラウドストレージに加えて、クーポンやポイント、セキュリティーがセットになったサービスです。
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申込みは簡単。“au ID”を取得して、ホーム画面にある“auスマートパス”をタップし、サイトに接続し契約をするだけです。すべてオンラインで完結し、ショップに行く必要もありません。
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auスマートパスの中で特に魅力的なのがアプリで、500本もラインナップしています。『モバイルパワフルプロ野球2012 for auスマートパス』や『モンスターハンター Dynamic Hunting』といったゲームはもちろん、“Google Playストア”で購入すると1500円する『大辞林』も月額390円でダウンロードできるのはうれしい。『ATOK for Android』のような、入力アプリもあって便利。『GALAXY S II WiMAX』は初期状態で約2GBのメモリー容量があるため、思う存分アプリをダウンロードできます。
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■音声認識エージェントや地震速報をサポート
このほか、『netpeople:a』という音声エージェントアプリも搭載しています。端末に話しかけるだけで、適切な答えを提示してくれます。音声認識の精度も高く、なかなか実用的。たとえば「近くのイタリア料理」では、しっかり位置情報から飯田橋のイタリア料理店を表示。さらに、「3000円以下」と言えば“2000~3000円の予算”のお店に絞ってくれました。非常に優秀です。
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さらに緊急地震速報をサポート。これも今や重要なサービスですよね。
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このように、ハードウェアスペックが高いだけでなく、さまざまなサービスに対応している『GALAXY S II WiMAX』の魅力。ブラウジングやSNSだけではない、一歩進んだスマホならではの活用が可能です。
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