11月11日〜13日にシンガポールで開催された『AFA11(Anime Festival Asia)』。開催2日目の12日からは、企業や物販ブースが出店しているフェスティバルホールがオープン。正式な来場者数は現段階では未発表。しかし、主催者は8万5000人の集客を予測しており、 会場は昨年同様サンテック・シンガポール国際会議展示場だが、前年よりも1.5倍大きなホールを使用していた。
↑開場を待つ来場者たち。
会場のエントランスは、オープン前から黒山の人だかり。9時の開場と同時に多くの人がなだれ込み、お目当ての物販ブースへダッシュ。会場内はあっという間に身動きもとれないほどの混雑となった。
↑フィギュアを販売するグッドスマイルカンパニー。
↑Tシャツなど日本でもおなじみのコスパ。
↑プレー用のデスクを設置しているブシロード。
物販ブースはバンダイなど大手をはじめ、グッドスマイルカンパニー、コスパなど日本のアニメ&ゲームファンにも人気の企業が出展。またブシロードはカードゲームの販売だけでなく、プレー用のデスクも設置し来場者に開放していた。シンガポールではカードゲームが人気を集めており、開場の空きスペースに座り込んで遊んでいるグループも多く見られた。
↑3社長によるパネルセッション。
また会場では、ブシロード木谷社長、コスパ松永社長、グッドスマイルカンパニー安藝社長を迎え、ダニー・チュー氏の司会によるパネルセッションも開催。いずれの社長も「シンガポールでヒットすればほかのアジア圏でもいける」とシンガポールの市場としてのおもしろさに注目。ただし、展開のスピードも重要とのことで、日本と同じスピードで進めないと、すぐに海賊版に市場を取られてしまうという懸念もあるとのこと。
↑ニコニコ動画が生放送。
会場にはニコニコ動画も出展しており、11日に開催された『ミクパ』をはじめ、各所で生放送を行なっていた。シンガポールの人たちは、日本やアニメの情報をニコニコ動画でチェックしている人も多く、生放送の現場は大人気となっていた。
↑メイド&執事カフェも出展。
↑Moe Moe Kyun Café。
↑Wonderland Atelier Royale。
昨年同様、 メイド&執事カフェも出展しており、それぞれ入店待ちの行列となっていた。メイドカフェのMoe Moe Kyun Caféでは、入店時に「お帰りなさいませご主人様」と日本語のお決まりのフレーズでお出迎えするなど、ここは本当にシンガポールなのか? という印象。
↑シンガポール人は刀好き?
↑同人グループも出展。
そのほか、人気だったのが男性には模造刀、女性にはネコミミなどアクセサリーを販売するショップ。また、一般の企業ブースのほか、同人グループ用のブースも用意されており、クオリティーの高い作品を販売していた。
2日間とも来場客は途絶えることなく大盛況。日本のアニメの人気の高さが実感できるイベントとなっていた。
↑会場の外は撮影会に!
ちなみに、会場にはコスプレでくる人も多く、いたるところで撮影が行なわれてた。さらに、会場の外ではまったく別のイベントが開催されていたが、そのイベントが終了すると、来場者たちが集まり、即席の撮影会場に。以下は筆者が撮影した現地のコスプレイヤーさんたち。クオリティーもなりきり具合も、日本に勝るとも劣らないレベルだ。
●関連サイト
AFA11
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