新型のトヨタ・カローラを駆ってさっそうとレッドカーペットに現われたのは、日本から来たスーパースター、初音ミクだった! そんな映像が米国トヨタのウェブサイトで公開され、瞬く間にネット上でも大きな話題となっている。
ルームミラーに映るミクのまなざし。 |
この映像は新型カローラのCM『Dream Harmonic - Corolla + Miku』だ。同CMにはフルバージョンの“BIG DREAM”(48秒)とショートバージョンの“COMPACT DREAM”(16秒)の2種類がラインアップされ、いずれもミクがカローラから降りてくるシーンが使われている。
ロングバージョン(48秒)
ショートバージョン(16秒)
映像中でミクが駆るカローラの助手席には『VOCALOID2 初音ミク』と思われるパッケージが置かれているほか、レッドカーペット後のライブには『ミクの日感謝祭』の映像が使われているなど、全編にわたってミク色が満載だ。
さらに、カーステレオの表示はiPodを接続してミクの曲を再生している状態になっており、CM曲には『ワールドイズマイン』が使われるなど、ディテールに凝った内容はミクファン納得のつくりとなっている。
本CMは現時点で日本国内での放送予定はなく、あくまで米国市場を意識してつくられたものだ。米国トヨタではミクを起用した理由として、新型カローラと初音ミクは“コンパクトなパッケージに大きな夢が詰まっている”ところが共通点だとしている。
週刊アスキーでは今回、CMのメイキング画像を入手することに成功。絵コンテにミクが描かれている点にぜひ注目してほしい。今後もこのCMについての続報をアップしていく予定だ。
新型カローラのCM撮影現場。カローラは実車を使っているようだ。実写だけにね。 |
ボードにはカローラと合成するミクの絵コンテが貼られていた。カメラ位置の指示も書き込まれている。 |
大量に並ぶ絵コンテ。×印が付いているのは撮影済みのシーンと思われる。 |
ディスプレーに映し出されているのは、助手席にミクのパッケージが置かれているシーンだ。 |
レッドカーペットのシーンの撮影風景。車体に写りこむ照明のディテールを出すためか夜間に撮影された。 |
ロケバス車内でモニターを見つめるのは、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤社長。ミク生みの親が現地に同行した形だ。 |
ミク×トヨタのフラッグを写真に収める伊藤社長。「Hatsune Miku」の名前が全米に知られるのはスグのことだろう。 |
制作スタッフの集合写真。中央やや左には伊藤社長、その右隣にいるのは……、週刊アスキーの福岡総編集長だ! ミク×週アスでもなにかが起こる!? |
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