7月1日、ロサンゼルスコンベンションセンターにて、アニメやマンガがテーマのお祭り“アニメエキスポ 2011”が開幕しました。今年の注目は、海外初となる初音ミクのライブ“ミクノポリス”が開催されるということ。週アスPLUSもミクの海外デビューを現地からガッツリレポートしていきます。まずは初日はオープニングセレモニーの様子をご紹介します。
アニメエキスポの会場となるロサンゼルスコンベンションセンター。端から端まで早足で歩いても10分以上かかる広い会場だ。 |
1992年にスタートしたアニメエキスポ。昨年の来場者は11万人近くを数え、今では北米最大規模にまで成長したという。アニメやマンガ関連のイベントというと同人即売会を想像しがちだが、こちらは名前にエキスポ(博覧会)と付くだけあって、内容が幅広い!
巨大なホールやライブハウス、セミナールームなど大小17の会場を利用して、基調講演やライブ、物販、同人作家の作品展示、ワークショップなどが4日間実施される。出演者の中には、日本から招かれたアニメーターや声優、マンガ家、歌手などの名前も見られる。会場内は仮装大会といった雰囲気で、そこらじゅうをコスプレした人が歩いているのもおもしろい。いたるところで即席の撮影会が開かれており、ファン同士が和気あいあいと楽しんでる様子だ。
初日となる1日は、午前9時40分頃からオープニングセレモニーを開催していた。会場は、ざっと見て2000人は収容できそうな“Petree Hall”で、ひとりひとりステージに呼ばれたゲストが簡単なスピーチを行なった。
ボーカロイド関連では、クリプトンフューチャーメディアの社長である代表取締役の伊藤博之氏、初音ミクの生みの親である佐々木渉氏、ボーカロイドプロデューサーの小林オニキス氏が登場。それぞれのプロフィールが読み上げられると、「オー!!」と会場のあちこちから歓声があがる。
写真は左から伊藤博之氏、佐々木渉氏、小林オニキス氏。
そしてもちろん、初音ミクもスクリーンでご挨拶。会場から起こったミクコールに応えるように、「こんにちは、初音ミクです」と挨拶して頭を下げる。ほかのゲストに比べて短いスピーチではあったが、観客席からは「Miku, I Love You!」という野太い声も上がっており、現地のファンへのアピールは大成功だった。
また、初音ミクといえば、会場入り口にトヨタのミクカーが2台展示されていた。ポスターを配っていたこともあってか、展示スペースの前には行列が出現。車のまわりにも人だかりができていた。
米トヨタ、カローラのCMで一躍脚光を集めたミクカー。
物販スペースでは、“ミクノポリス”の実行委員会がブースを設けて、関連グッズを販売していた。ボーカロイドは米国でキャラクターとしての人気が高いこともあって、多くの人が押し寄せてグッズを手に取っていた。
先日発表された“初音ミク×ハローキティー”のコラボグッズも。非売品の巨大なぬいぐるみが置いてあったが、これを欲しいというファンもいたとのこと。
よく見たら、F岡総編集チョがなぜか売り子をやってました。
おまけ
会場にいた、「なぜそれを選んだ?」という衣装のコスプレイヤーさんたち。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります